[代表質問] 照屋 守之 令和二年第1回沖縄県議会2月定例会


令和二年2月20日(木)
令和二年第1回沖縄県議会(2月定例会)の代表質問に沖縄・自民党より照屋守之議員がトップバッターに立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。

県政の課題や首里城火災・豚熱(豚コレラ)・新型コロナウィルス等の対応に県知事として、県政運営のトップリーダーとしての決断が遅い事や問題解決が先送りされていることを質す。


令和二年2月20日(木)

第1回沖縄県議会(2月定例会)代表質問

照屋 守之(てるや もりゆき)(会派:沖縄・自民党)


1:玉城知事の評価について


(1) 玉城知事の豚熱対策のワクチン接種の決断は遅く、ワクチン接種の実行はさらに遅い。なぜか伺いたい。


(2) 玉城知事は、首里城火災の対策で、なぜいち早く決断して県の対策本部を設置して防火・防災対策をとらなかったのか伺いたい。


(3) 玉城知事は、普天間飛行場・辺野古問題の解決に向けて、なぜ本気になって動かないか伺いたい。


(4) 玉城知事は、北部基幹病院設立に向けて、県と北部市町村が合意したにもかかわらず、なぜ、決断し北部地区の県民の命を守る設立を進めないか伺いたい。


(5) 玉城知事は、辺野古問題で国批判や反対のみで、国との信頼を失っている。なぜ、信頼回復の動きをしないのか伺いたい。


2:玉城知事の政治姿勢について


(1) 尖閣諸島は、民主党政権時に国有化されて以来、中国公船による航海や領海侵犯が繰り返されており、玉城知事は、その対応を国任せにしている。
玉城知事は、訪中の際、一帯一路構想の日本の出入り口として沖縄を活用してほしいと中国幹部に表明している。玉城知事は、尖閣諸島の件も中国側とみずから交渉すべきではないか伺いたい。


(2) 玉城知事は、日本の安全保障が大事なら基地負担のあり方も日本全体で分かち合うべきと述べている。
玉城知事の考える沖縄の負担可能な基地はどの範囲か、また、日本全体で分かち合うために玉城知事は、他の都道府県とどのような交渉を行っているか伺いたい。


(3) 玉城知事は、自衛隊の配備について明確な姿勢を示していない。宮古島市や石垣市への自衛隊配備に反対する団体は、知事に地元を視察し、とめてほしいと要望している。
玉城知事は、豚熱の緊急対応に自衛隊の出動を要請し、自衛隊は厳しい任務を遂行した。このように県土、国土を守り、県民の生命財産を守り、さらに緊急事態に対応する自衛隊の存在について、玉城知事として明確に姿勢を示すべきではないか伺いたい。


(4) 首里城の再建に向け、国及び県も取り組みを進めている。一方で原因究明や再発防止策が明らかになっていない。
県は管理責任はあるとしながら、火災発生の原因、防火・防災対策のための県の対策本部の設置がなされなかったこと等も含めて管理責任者としての責任の所在や説明がなされていない、なぜか、見解を伺いたい。


(5) 首里城の再建に向けて、県知事の要請を受けて国は本格的に動いている。したがって、首里城再建の責任は、所有者である国にあると考えている。
ところが県も再建に向けて有識者懇談会を組織して進めている。国とどのような協議のもとで進めているか、説明を願いたい。


(6) 首里城再建を願い、県内外から多くの寄附金や支援がある。これらの寄附金の使途は再建にあると思うが、再建の責任者である国との調整、協議はどのようになっているか伺いたい。また、保険金は所有権を持つ国に支払われるとの認識について伺いたい。


(7) 21世紀ビジョン基本計画で、「日本と世界を結ぶ先駆的地域形成やわが国の発展に寄与する新生沖縄を創造する」目標を掲げている。
実現するには、国の全面的な支援が不可欠であるが、実態は5年に及ぶ国との対立で目標の実現は後退している。知事の見解を伺いたい。


(8) 知事は、誰一人取り残さない沖縄らしいSDGsを推進するとしている。沖縄の実情に合ったSDGsとは何か、いつまでに達成できるか伺いたい。


(9) 大型MICE建設について、県は民間資金の活用を検討しているとしている。中国の投資を提案する向きもあるが、知事は、中国の沖縄観光への関与やMICEへの投資について、どう考えるか伺いたい。


(10)大型MICE建設については、財源を国と交渉して決めないまま発注し、2カ年にわたり設計等の予算も計上してきた。
ところが、結局、財源の確保ができずに断念し、受注企業体に約9000万円賠償することとなった。このことは県政の失態であり、県政の責任は大きい、その対応を伺いたい。


(11)万国津梁会議にかかる会食問題は、知事と受託者との癒着、過大な積算、県の積算と受注者の見積もりの調整なしの契約、出来高を無視した支払い等、市民団体が県監査委員に住民監査を請求したが、請求の内容と監査委員の議論の内容、結果について伺いたい。


3:農林水産業の振興について


(1) 豚熱(CSF)対策について

ア:うるま市で発生し沖縄市に拡大した次の点を伺う。

 (ア) 感染経路や原因究明。

 (イ) 感染対策の体制、被害状況と対応費の説明。

 (ウ) 殺処分の豚の補償や豚農家の悩みへの対応。

 (エ) 今後の豚熱感染対策について


イ:豚熱防疫体制について、我が会派の平成31年2月定例会の代表質問に対し、農家への防疫対策説明会や農家の衛生管理状況の立入点検、指導を行っていると答弁しているが、説明会等の回数、具体的な説明内容、対象農家、参加人員等を伺いたい。


ウ:県は、防疫対策等について説明会や関係機関等との会議を実施してきたが、今回の感染発生について、県や養豚業者の対応のおくれ等、事前の備えがなされていないことが明らかになった。なぜ、備えがなされていなかったのか伺いたい。


エ:餌の食品残渣の加熱処理の徹底や県への通報の方法、県の機関の24時間体制等、周知に課題があると思えてならない、説明会の内容と回数を伺いたい。


オ:本県の農家は、他県と比べ豚の餌に食品残渣を与える比率が高いと言われ、豚熱が発生した農家は、加熱処理せず、県の24時間対応を知らなかったと言っている。県の説明、指導体制に問題があるが見解を伺いたい。


カ:豚熱の感染防止のためのワクチン接種は早目の決断が必要である。今回、ほとんどの養豚業者やJA等の団体からも早目にワクチン接種が求められていた。ワクチン接種の意思決定がおくれた理由を説明願いたい。


キ:殺処分や埋却処分は、自衛隊や沖縄県建設業協会の会員が担当した。現場は、心が折れる状況であったとのことである。自衛隊の総動員数や建設業関連の総動員数と係る労務費や資材費の対応について伺いたい。


ク:希少種アグーを絶やさないための県内離島への隔離が決められている。決定がおくれた感があるが、いつ、どこに移すのか説明願いたい。


ケ:今回の豚熱対策の反省を行い、県の水際対策、防疫対策の見直しが求められる。見解を伺いたい。


(2) サトウキビ産業を守る対策について

ア:本島内のサトウキビ農家を守り、サトウキビ産業の振興に貢献してきたゆがふ製糖工場の機械設備が老朽化し厳しい状況にある。現在、製糖時期であり老朽化した機械設備を心配しながら工場が稼働している。
ゆがふ製糖は株式会社とは言え、本島内のサトウキビ農家や市町村の産業にも影響を及ぼすことから、改築に向けては、県や市町村の連携や後押しが必要であるが、県の対応を伺いたい。


4:県警関係について


(1) 2019年の飲酒絡みの交通事故及び高齢者ドライバーによる事故の現状と対応について伺いたい。


(2) あおり運転及び不正送金の被害についての本県の状況と対応について伺いたい。


(3) 今定例会に警察官増員の条例が提案されているが、その背景と増員される警察官の任務を説明願いたい。

定例会を終えて

玉城知事が、県知事に就任され、1年4ケ月が経過し今、その評価とオール沖縄県政の真価が問われている。

オール沖縄県政に、県民は普天間・辺野古問題の解決を期待したものの法律に基づく国、県の行政手続きによって、沖縄県が許可し、辺野古の工事は進み、玉城知事も問題解決の道筋を示さず工事は更に進んでいる。

このことは、玉城知事の公約に反するものだと思う。万国津梁会議の契約前夜の玉城知事と受諾者との会食問題は、県民に不信感を与え、その癒着問題は、今、2,400万円の公金問題となっている。

尖閣諸島周辺で地元の漁船が中国公船に追尾された件では、玉城知事は『中国公船がパトロールしている』等の中国寄りの発言が、県民の生活・財産を守る立場の県知事とは思えないものであった。後に発言を撤回しているが、中国公船は尖閣諸島周辺を航海あるいは領域侵犯を繰り返しており撤回ですむことではない。

沖縄県は、二年後に復帰50周年の大きな節目を迎える。沖縄県の新たな展開をつくり出すための政策をより充実させたい。沖縄県の課題解決に向けて議論を行った。

特に、玉城知事の評価については、県政運営のトップリーダーである県知事としての決断・実行なしでは県民の為の政策実現されない事から豚熱対策のワクチン接種の決断と実行が遅い事ことを取り上げ、養豚農家や県民の不安解消に繋がっていないことを指摘した。

首里城火災については、直ぐに対策本部を立ち上げて防火・防災対策を取らなかった県知事の対応を確認しつつ、引き続き県の管理責任を具体的に示すよう求めた。

以下、普天間・辺野古問題、北部基幹病院設置や県と国との信頼回復等について県民の立場から議論し指摘した。令和2年度の沖縄県の課題解決を目指す。


2020-02-19 | Posted in 代表質問, 定例会動画, 照屋守之No Comments » 

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