小渡良太郎

[ 臨時会 ] 令和3年第6回沖縄県議会 / 小渡良太郎


1:令和3年度沖縄県一般会計補正予算(第12号)について


(1)当補正予算編成の考え方について


今回の補正案の説明資料を見る限り、67億円余の補正額のうち96%に当たる65億円弱が休業要請等に係る協力金であり、県民が強く求めている「緊急事態からの脱却」に直結する感染拡大防止のための予算措置や事業がない。

前回11号補正の審議の際には「宣言の早期解除を目指す」という言葉も聞かれた
が、最近はそれも鳴りを潜めて久しく、出口が全く見えない。

これについて県は、前補正11号の質疑でも、当補正予算の議案説明会においても
「補正10号以前に講じた既存の施策で十分」との認識を示しているが、感染者数は過去最大を何度も更新し、医療は逼迫の一途をたどっている今までの推移を見る限り、到底十分だったとは言えず、また今回の補正に関しても「これで収束を図れるのか」ということについて大いに疑義がある。

改めて、当補正予算の編成に関する当局の考えと「令和3年度当初から9月12日
に至るまで一度も緊急事態措置が解除されていない」という事実に対する知事の見解を伺う。

(2)うちなーんちゅ応援プロジェクトについて


ア:支給遅れの声を多く聞くが、事業の実施主体の詳細、申請から支払いまでのスキーム、スムーズな支払いのための対策等について、詳細を伺う。


イ:非協力店舗に対する対応や不当受給防止のための取組について、現状とその詳細及び評価、今後の方針を伺う。

(3)地域観光事業支援について


ア:上の質疑で「出口が見えない」と述べたが、担当部局は沖縄県の感染状況がステージ2以下になる時期をいつ頃だと想定しているのか、その時期と根拠を伺う。


イ:当事業は、誰によってどのように展開されるのか、詳細を伺う。


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