議会活動報告

[決算委員会] 令和四年第6回沖縄県議会9月定例会

令和四年10月28日(金)
令和4年第6回沖縄県議会(9月定例会)の決算特別委員会(総括質疑)において仲里全孝議員と呉屋宏議員が以下の質疑内容を事前通告いたしました。


決算特別委員会 委員紹介

仲田 弘毅(委員長)
中川京貴
呉屋宏
島袋大
小渡良太郎
石原朝子
仲里全孝


令和四年10月28日(金)

第6回沖縄県議会(9月定例会)予算特別委員会

仲里全孝(なかざとぜんこう)(会派:沖縄・自民党)


1:令和3年1月沖縄県立高等学校生徒の自死事案に関する第三者調査委員会の現状について(文教厚生委員会)


(1) 第三者再調査委員会の所管を知事公室特命推進課ではなく、総務部総務私学課とした根拠について伺う。


(2) 元教諭を懲戒免職にしたことで、事案究明が困難となっているのではないか、処分を行った教育委員会、元教諭を管理監督すべき立場にあった学校長、そして再調査を引き受けた知事自身の責任をどう考えているのか伺う。


2:本部港上屋の死亡事故に係る県の対応及び遺族に対する対応並びに当該事故に係る令和3年度沖縄県内部統制評価報告書の内容について(土木環境委員会)


(1) 本部町から修繕要望があったが、知事は、いつ、だれから、どのように報告があったのか伺う。


(2) なぜ知事は再三の本部町の修繕要望に対応できなかったのか、その経緯を伺う。


(3) なぜ知事は一年余も欠陥である施設を使用させたのかその理由を伺う。


(4) なぜ知事は一年余も遺族への見舞金を出さないのか、その理由を伺う。


(5) 明らかに県の管理不備で起きた事故にも関わらず、遺族への補償をする考えはないのか、知事としての所見を伺う。


3:県土の均衡ある発展に係る工業用水の南部地域への需要と供給について(土木環境委員会)


南部地域の需要に対応できないのは、西原浄水場以南の配管の径が小さいため、一日当たりの給水量が制限されていることが理由であり、これは企業局も認めている。企業局の主な整備事業は、老朽化対策だが、老朽化対策と併せて、配管の布設替えをして、径の大きい配管にすることはできないか、予算編成権を持つ知事としての所見を伺いたい。


4:沖縄県赤土等流出防止条例の改正の必要性について(土木環境委員会)


(1) 現在県の実施している赤土流出防止対策は十分に機能しているのか、知事の認識を伺う。


(2) 現行の条例を前提とした赤土防止では限界があり、汚濁(おだく)防止設置条例へ改正すべきであるが、知事の考え方を伺う。

質疑を終えて

1.令和3年1月沖縄県立高等学校の自死事案に関する第三者再発調査委員会について。

委員会の設置のあり方、取り組み不備があり、当事者である元教諭本人を懲戒免職したことで、事案究明が困難で最終報告書の作成目処が立っていない。
処分をおこなった教育委員会、元教諭を管理監督すべき立場にあった学校長、そして再調査を引き受けた知事自身の責任に対する明確な答弁がなかった。部活動での指導に問題があり、教諭は懲戒免除となったが、管理責任者、任命権者はなんの責任も取っていない。これで県民は納得しないでしょう。

2. 本部港上屋(うわや)の死亡事故に係る県の責任と遺族に対して。

沖縄県は本部町からの再三の修繕要望に対応できなかったのが、大きな事故の要因だと明らかになった。

なぜ一年余も欠陥施設を使用させたのか、県の責任は重い。
明らかに県の管理不備で起きた事故にも関わらず、未だに遺族へ見舞い金がないのは無責任な答弁でした。また、工業用水問題、赤土等流出条例改正については引きつづき議会を通して追求していきます。


令和四年10月28日(金)

第6回沖縄県議会(9月定例会)予算特別委員会

呉屋宏(ごやひろし)(会派:沖縄・自民党)


1:経済が疲弊し県民が困窮している中で、多額の財政調整基金を積み上げていることの妥当性について(総務企画委員会)


(1) 知事は令和3年度決算報告をいつ、だれから、どのように説明を受けたのか伺う。


(2) 知事は財政調整基金の規模について、適正な水準だと考えているのか、その理由は何か伺う。


(3) 当初予算で組んだ県税収入が2月補正で増額され、さらに決算において相当額の上振れとなっているが、財政調整基金の取り崩しを含めて、知事は歳入の見込みを総務部に質したことはあるのか伺う。


(4) 令和5年度予算編成過程において、県税や地方交付税などの一般財源の適正な見積もり方にいついて、知事は総務部に指示する考えはあるか伺う。


2:うちなーんちゅ応援プロジェクトの内容、予算内訳及び今後の考え方について(経済労働委員会)


(1) 知事はこの事業の重要性ないし必要性をどう考えているのか伺う。


(2) 地方創生臨時交付金をあてにしているようであるが、配分枠が不足した場合にも、一般財源をもって充当すべき事業なのかどうか、知事の認識を伺う。


3:沖縄振興計画におけるハシゴ道路等ネットワーク構築事業並び国立自然史博物館誘致に関する予算の確保について(土木環境委員会)


(1) ハシゴ道路等ネットワーク構築について、沖縄振興予算もさることながら、各省補助金や公共事業等債や一般単独事業債の活用など、あらゆる財源を駆使して、この10年でプロジェクトを進める考えは知事にあるのか伺う。


(2) 全国キャラバンを展開し、世間の注目を集めるプロモーションの達人である知事、国立自然史博物館誘致に関してどういった戦略を描いているのか。


(3) 先般の選挙公約でも謳っているようだが、このようなビッグプロジェクトは、知事特別枠を設けるなどして、既存の編成枠組みを超えなければ実現不可能だ。令和5年度予算編成にあたっての知事自身の考えを伺う。

質疑を終えて

今度の決算は本当に頭にきた決算でした。200億を基金に積み上げ、県民は疲弊させ、県庁の財政は健全です。という玉城県政?それが露呈した決算でした。金曜日の総括質疑を県民の皆さん見てください


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