新垣善之

[一般質問] 新垣善之 令和7年第1回沖縄県議会2月定例会

令和七年2月25日(火)
第1回沖縄県議会(2月定例会)の一般質問に沖縄自民党・無所属の会より新垣善之議員が6番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。


令和7年2月25日(火)

第1回沖縄県議会(2月定例会)一般質問

新垣善之(あらかきよしゆき)(会派:沖縄自民党・無所属の会)


1:農林水産業と観光業について


(1) 食料自給率向上について


ア:食料自給率の現状と推移はどうなっているか。


イ:畜産業の危機への支援策と耕畜連携の推進はどうなっているか。


ウ:災害時の食料供給体制はどうなっているか。


(2) 観光・農業・ウチナーンチュネットワークによる相乗効果について


ア:観光と農業の融合についての施策はあるか。


イ:県産品のブランド化と販路拡大の取組状況はどうか。


ウ:世界のウチナーンチュネットワークを通じた農業ビジネス交流や協定の推進は進んでいるか。


2:道路交通環境の整備について


(1) 交通標識やガードパイプ等の原状回復について


ア:破損箇所の現状、年間の修復件数や平均対応期間はどのようになっているか。


(2) 街路樹の剪定について


ア:製糖作業が繁忙期であり、街路樹による通行障害箇所は把握しているか。


3:交通渋滞解消について


(1) 那覇空港自動車道南風原南ICオフランプの直近の交通量調査結果や渋滞の原因分析、対策案について伺う。


(2) 沖縄自動車道と那覇空港自動車道が結節する西原JCTは、朝の通勤時間帯に慢性的に渋滞が発生している。原因分析と対策案について伺う。


(3) 国道329号南風原町兼城交差点から那覇向けに朝の公共交通専用通行帯が設けられている。バスの減便など公共交通利用が少ない中、普通車両の通行に顕著な渋滞がある。対策案はないか。


4:子どもの貧困対策について


(1) 青少年自然の家を活用した支援プログラムの強化について


ア:不登校児童生徒を対象とした自然体験プログラムや居場所づくりの拡充はできないか。


イ:学校との連携において、スクールソーシャルワーカーや社会教育主事の積極的な活用のための増員を検討できないか。


5:我が会派の代表質問との関連について


一般質問を終えて

■1:一般質問を通じた成果

今回の一般質問を通じて、沖縄県の食料自給率向上、畜産業の支援、災害時の食料供給体制強化など、農林水産業と観光業の連携について具体的な施策を明らかにできた。また、道路交通環境整備についても、交通標識やガードパイプの迅速な修復、街路樹剪定の計画的実施の必要性を訴え、行政側の取り組みを前進させる契機となった。さらに、不登校対策として青少年自然の家の活用を推進する方針を確認し、子どもたちの自己肯定感向上のための具体策を引き出せたことも大きな成果である。

■2:課題の再確認

食料自給率向上については、現状の取り組みが一定程度進んでいるものの、依然として生産拡大や後継者育成が課題として残る。交通インフラの整備についても、復旧や剪定の遅れ、渋滞解消に向けた具体的な対策の遅れが指摘された。不登校児童の支援では、青少年自然の家の活用が一部に限られており、さらなる拡充が必要である。これらの課題に対し、今後の施策の進捗を注視し、継続的な提言を行う必要がある。

■3:次回への意欲

今回の議論を踏まえ、より実効性のある政策提言を行うために、具体的な数値目標や計画の進捗状況を継続的に確認していきたい。特に、食料自給率向上に向けた施策の効果検証、交通インフラの迅速な改善策、不登校児童の支援プログラムの拡充について、次回の質問でより深く掘り下げることを目指す。今後も沖縄の未来を見据えた実現可能な提案を行い、県政の改善に貢献していく。


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