議会活動報告

令和3年第3回沖縄県議会臨時会 新垣淑豊

観光業界から修学旅行対応の施設の窮状を伺っておりましたので、今回の事業予算がついたことは一歩前進と言えますが、内容的にはまだまだ不十分であることを指摘。
またこれまでの支出に対して遡っての対象としていただきたいと伝えたところ国と協議してその方向にすすめるとの答弁があったことはありがたく思います。

大規模接種会場については中南部に各1箇所の設置をするが場所がまだ最終確定ではないということでした。北部の体制については言及されていないので、その旨の質疑を行いました。
高齢者接種後の対象の順序について、障がい者の入居施設、特に知的障がいの施設については発熱しても活動が活発なままであることが多く、感染のリスクが高いという声を伝えさせていただきました。

最後に知事は緊急事態宣言を要望する前日に沖縄振興特別措置法の要請に行っています。

沖縄は地域特性として地理的に離れている不利性があるとこれまでも国に申しています。医療体制が脆弱である沖縄県、特に離島を抱える地域として他の都道府県と連携も取りづらい事を理由とし、優先的なワクチン手配や接種について国の支援をいただくことが必要であると伝え、知事としてどのような要請をしたのか伺いました。
しかし、知事から直接の答弁は無く、残念に感じております。


緊急事態宣言を要請するにあたり、予算措置だけを求めるのではなく、沖縄県が自ら積極的に対応策を考えた上で国に要請することが必要ではないでしょうか。


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