大屋政善

[一般質問] 大屋政善 令和6年第3回沖縄県議会9月定例会

令和六年10月4日(金)
第3回沖縄県議会(9月定例会)の一般質問に沖縄自民党・無所属の会より大屋政善議員が6番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。


令和6年10月4日(金)

第3回沖縄県議会(9月定例会)一般質問

大屋政善(おおやせいぜん)(会派:沖縄自民党・無所属の会)


1:農業振興について


(1) ゆがふ製糖工場について


ア:今期の沖縄本島内のサトウキビ生産量の見込みについて


イ:製糖工場設備の老朽化への対応について


(2) 農業生産者に対する支援金の交付について


ア:農薬・肥料等の購入費やハーベスタの借上げ料に対する支援金の交付について



2:県立中部病院について


(1) 中部病院の建て替えについて、医師や看護師などの現場関係者は、どのような意見・要望を持っているのか伺う。


(2) 建て替え後の病室数及び駐車場の規模等について


(3) ヘリポートの設置及び救急医療体制の強化について


3:道路行政について


(1) 胡屋十字路からこどもの国入り口までは設計も完了、用地や物件も取得されているが、植栽などは中途半端なままになっており、観光拠点としての同区間の整備が進まないのは県の怠慢とも思えるが、観光部局と土木建築部に見解を伺う。


(2) 県内の道路整備状況として、ジャングリア開園によるアクセス道路の整備遅れ、南城市のコストコ周辺道路の渋滞問題、中部都市圏でのはしご道路による渋滞発生など、これらの問題を改善・解決する方法について県の考えをお聞かせください。


(3) 伊計大橋が開通して40年余りになるが、伊計平良川線沿い地域の活性化は、全くと言っていいほど進んでいない。この点について、地域出身の知事として、活性化が進まない理由及び今後の活性化への取組について、知事の考えをお聞かせください。


(4) 伊計島の振興を図るには、伊計港から伊計大橋までの間を整備することが不可欠と考えるが県の見解を伺う。


(5) 伊計平良川線のうち、宮城工区4キロメートルの用地取得計画について伺う。


(6) うるま市議会議員時代に、伊計平良川線の宮城工区の道路管理者はうるま市なのか、沖縄県なのかを質問したところ、市職員は、「県の担当職員からは、宮城工区は市道でもあり、県道でもあるとの回答があった」と答弁しておりますが、市道でもあり、県道でもあるということがあり得るのかお聞きします。


(7) 上原土地改良区から、上原集落内に通じる下り坂は、道幅が狭い上に急カーブになっているが、この道路の形状は道路法上問題はないのかお聞きします。


(8) 宮城島のシヌグ堂周辺の公園整備に向けて、県はこれまで市とどのような協議を行ってきたか。また、今後どのような協議が必要になると考えているのか。


4:津波対策について


(1) 沖縄を巻き込む巨大津波が発生する可能性について見解を伺う。


(2) 巨大津波が押し寄せた揚合の被害について、中南部都市圏の水没範囲はどの程度になると予想しているか。


(3) 中南部都市圏が水没した場合に被害を受ける学校庁舎、自治体庁舎はどの程度になると予想しているか。


(4) 琉球大学は、金武湾に巨大津波が入ってきた場合、津波が石川から恩納村に抜けるとの見解を示している。この点について見解を伺う。


(5) 金武湾に巨大津波が入ってきた揚合、真っ先に海中道路が被害を受けると考えられるが、その場合、海中道路は、どの程度の津波に耐えられるか。また、海中道路の耐震構造の検討、再整備が必要と考えるが見解を伺う。


(6) 巨大津波などによって海中道路が使用不能となった場合、島嶼地域は船を活用することになるが、各島々の港はいつでも使用できるように管理されているか。島嶼地域の港ごとに、その現状についてお聞かせください。


(7) 令和6年3月に緊急輸送道路ネットワーク計画が変更され、宮城島と伊計島が同計画から抜けている。両島について大災害が発生した場合、県はどのように対応するのか伺う。


5:鉄軌道について


(1) 鉄軌道について、うるま市から名護間、那覇からうるま市間の利用客、建設費、ビー・バ イ・シー(費用対効果)について伺う。


(2) 中南部都市圏の交通問題の解決策として、国道58号から国道330号を通るモノレールの導入について検討する価値はあると思うが、県はなぜ継続的な取組ができないのかお聞かせください。


6:中城湾港について


(1) 中城湾港工業団地等から集中して発生する交通量について北中城、沖縄南、沖縄北インターへの利用状況について伺う。


(2) 平成31年3月のうるま市交通基本計画に、中城湾港発着の車両の利用状況が示されている。その中で、沖縄南・北インターの利用度が低いとされている理由についてお聞かせください。


(3) 中城湾港利用の交通量について、各インターの利用状況調査を実施し、整備目的を明確にすべきであると考えるが、県の見解をお聞かせください。


7:中部東道路に関連して


(1) 当該道路をうるま市の中心部から読谷まで延長することによって、観光拠点を結ぶ新たなルートとして検討の価値はあると思うが、文化観光スポーツ部長、道路部局の見解を伺う。


(2) 沖縄がブルーゾーンとして世界5大長寿地域の一つと発表され、読谷村は地域一体となってその実現に取り組んでいるが、県として当該取組に対する支援について、どう考えているか伺う。


8:中城湾港東ふ頭岸壁延伸事業に関連して


(1) 令和6年8月29日に中城湾新港地区協議会及び中城湾港開発推進協議会から、県知事・県議会議長に対して、国の事業期間に合わせて岸壁背後の埠頭用地及び港湾関連用地、上屋等の整備に取り組むよう要請がありましたが、どのようなスケジュールで事業計画を考えているのかお聞かせください。


(2) 令和4年2月7日の地方港湾審議会における質疑・答弁で、那覇港と中城湾港の特性を考慮し、上屋やモータープールも含めて物流機能を確保する取組を進めていきたいと回答しているが、具体的な整備計画はどうなっているか。


(3) 沖縄市の人口島「潮乃森」における県施工部分の埋立完成予定が2025年から4年間遅れる見込みとのことであるが、遅れた理由と今後の計画について。また、東埠頭の岸壁延伸でも同様の事態にならないための対応について伺う。


9:令和6年8月29日の津波避難タワーの整備要請について


(1) 要請に対して、副知事は「市の地域防災計画に反映させた上で、連携していきたい」と答弁しているが、県として具体的にどのように連携していくことを想定しているか。また、県の果たすべき役割についてどのように認識しているのか伺う。


(2) 津波災害警戒区域(イエローゾーン)の指定について、中城湾港新港地区内でも一部指定されていない箇所があるが、どのような条件で津波災害警戒区域を指定しているのか伺う。


(3) 上の(2)を踏まえて、区域指定されていない箇所に位置する企業等に対して、津波警報が出た際にどのような対応、避難行動を推奨するのか伺う。


10:我が会派の代表質問との関連について


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