[代表質問] 大屋政善 令和7年第1回沖縄県議会2月定例会
令和七年2月19日(水)
第1回沖縄県議会(2月定例会)の代表質問に沖縄自民党・無所属の会より大屋政善議員が5番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。

令和7年2月19日(水)
第1回沖縄県議会(2月定例会)代表質問
大屋政善(おおやせいぜん)(会派:沖縄自民党・無所属の会)
1:知事の政治姿勢について
(1):知事訪米の実績について
ア:知事は就任以来、折を見て訪米を行っているが、その実績と効果を伺う。
イ:ワシントン駐在による知事訪米時の支援業務の内容と実績について伺う。
ウ:ワシントン駐在の在り方として、民間企業への出向やジェトロなどの経済交流団体への派遣などを検討する考えはないのか伺う。
(2):1月20日、次期米大統領にトランプ前大統領が就任した。トランプ新政権をめぐっては、対中、対ロ政策についての動向に注目が集まるなど、我が国の安全保障政策に与える影響も多分に変化することが予想される。
ア:トランプ新政権の下で、玉城知事は地域外交をどのように展開していく考えか、基本的な考え方を伺う。
イ:新政権における在沖米軍基地政策はどのようになるのか予断を許さないが、県として今後どのような態度で臨む考えか伺う。
(3):知事の県職員への向き合い方について
ア:令和5年度及び令和6年度の普通退職の状況について伺う。
イ:県職員一人一人のやる気を出すための方策として、知事はどういった取組を行っているのか伺う。
ウ:普通退職者がこれ以上増えることのないよう対策をどのように講じていく考えか伺う。
(4):中部病院については現地建て替えの方向で展開をされていくものと思われるが、今後の整備スケジュールやより詳細な施設設計が決まっているのかについて伺う。
(5):建設業に従事する方々の高齢化が深刻となっており、企業の事業承継が大きな課題となっているようである。県として建設業の人材確保及び事業承継への支援をどのように行っていく考えか伺う。
2:離島過疎地域振興について
(1):南大東島が開拓され、125周年を迎えた。今や南北大東島は沖縄県の東端における重要な拠点となっている。
ア:知事は就任以降、南北大東島へ足を運んだことがあるのか、地元とはどのような意見交換を行っているのか伺う。
イ:南大東島におけるかん水対策は進捗しているのか状況を伺う。
ウ:北大東島が誇る水産業を高付加価値化するため、県はどのような取組を行っているか伺う。
(2):渡名喜村役場への支援について
ア:過疎化が進む渡名喜村役場が運営の危機に瀕していることが報道されているが、県としてどういった支援策を講じる考えか伺う。
イ:渡名喜村内の小中学校教育は維持できるのか、対策を伺う。
(3):離島の定住条件整備について
ア:離島の定住条件整備について、これまでの県の施策の概要と効果、今後必要と思われる対策を伺う。
イ:物価高騰や厳しい気象条件にさらされている離島地域にあっては、住宅供給や水・電力の安定確保が移住・定住のための必要条件だと考えるが、県としてどのような取組を行っているのか伺う。
ウ:これまでも沖縄・奄美の連携事業は展開されてきたが、それ以上に連携を深めることが必要になってくると考えるが、県の認識を伺う。
(4):離島地域のICTインフラ未整備地域における今後の整備計画について伺う。
(5):離島における医療・介護サービスの確保について
ア:医療従事者の人材確保について伺う。
イ:介護従事者の確保策について伺う。
ウ:遠隔医療サービス提供に向けた環境整備の状況について伺う。
(6):伊是名・伊平屋地域の振興について
ア:伊是名・伊平屋架橋事業の進捗について伺う。
イ:伊平屋空港整備事業について伺う。
ウ:伊是名村勢理客漁港の整備促進について伺う。
(7):伊江島空港の活用可能性について
ア:伊江島空港の再開については、県は民間ニーズがないためということで否定的であるが、北部テーマパーク「ジャングリア」との交通結節点として、多くの観光需要が生まれると期待できるが、今後の見通しについてどのような見立てをしているのか伺う。
イ:伊江島空港の利活用と併せて、伊江島から本島への交通アクセス網整備、その事業化の可能性について伺う。
3:農林水産行政について
(1):畜産業界はこれまでにない危機に瀕しているところである。
ア:窮状を県はどのように把握し、理解しているのか伺う。
イ:和牛、養豚、ヤギ、それぞれに応じた支援策をどのように手当てしていく考えか伺う。
(2):製糖工場の近代化及び働き方改革への対応状況について
ア:製糖工場の建て替えについては国の補正予算措置などにより進展が見込まれているが、現時点での進捗状況はどのようになっているか伺う。
イ:働き方改革に対応して製糖会社の取組及び雇用対策への支援を県としてどのように行っているか伺う。
(3):黒糖の販路拡大について
ア:黒糖の県外・国外への販路拡大について、どういった取組を行っているのか伺う。
イ:製糖過程において副産物として生成される廃糖蜜については、ラム酒や甲類焼酎などの蒸留酒のほか、蜂蜜の代用としての甘味料等の可能性を秘めているが、廃糖蜜処理の現状と利活用方策について伺う。
(4):栽培漁業種苗生産の現状と課題、今後の推進の方向性について伺う。
(5):良質な漁場確保のためには、日中・日台漁業協定改定等の取組が必要だと訴えてきたが、進捗はどうなっているのか伺う。
4:県民生活・福祉行政について
(1):特殊詐欺の特別予防、再犯率について
ア:特殊詐欺が後を絶たない状況にあるが、その再犯率はどの程度か伺う。
イ:特別予防の観点から、初犯や再犯における実際の量刑はどのようになっているのか伺う。
(2):ひとり親家庭の実情について
ア:ひとり親家庭への支援策として、これまでの県の取組について伺う。
イ:自立支援の方策として職業能力訓練を国とも連携してもらいたい旨を再三質問しているが、取組は図られているのか伺う。
(3):自殺対策について
ア:子どもたちの自殺が年々増加傾向にあるのではないかと思うが、その要因と対策を県はどのように見ているのか伺う。
イ:大人のメンタルヘルスについて、官民における対策はどのようになっているのか伺う。
(4):物価上昇への対応策について
ア:県内物価上昇率はますます進展しており、金利上昇も相まって、県民生活は苦しい状況にあるが、県として物価高対策をどのように講じているか伺う。
イ:賃金アップをしたくてもできない企業も多くあるように思われるが、そのような企業を支援するための仕組みにはどのようなものがあるのか伺う。
(5):消費者問題について
ア:成人の日を迎えるに当たって、着物業者が契約を履行しないという事案が発生し、好意ある別の事業者が代替する形で事態は収まった。こうした消費者問題に県はどのような姿勢で臨んだのか対策を伺う。
イ:特殊詐欺被害が後を絶たない状況だが、消費者相談の実情について伺う。
(6):闇バイト対策等について
ア:好条件に惑わされて、結果的に犯罪の実行役となる、いわゆる「闇バイト」の問題が全国的に深刻となっており、警察当局としても対策に乗り出しているところだが、県内の現況と対策について伺う。
イ:窃盗や強盗といった凶悪な犯罪が横行し、治安面での悪化が憂慮される世情となっているが、県警察として組織的な犯罪グループ対策をどう講じているのか、また犯罪被害者の支援サポートの状況についても伺う。