[一般質問] 小渡良太郎 令和7年第1回沖縄県議会2月定例会
令和七年2月25日(火)
第1回沖縄県議会(2月定例会)の一般質問に沖縄自民党・無所属の会より小渡良太郎議員が4番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。

令和7年2月25日(火)
第1回沖縄県議会(2月定例会)一般質問
小渡良太郎(おどりょうたろう)(会派:沖縄自民党・無所属の会)
1:知事の政治姿勢について
(1) 本年1月19日の宮古島市長選挙、同月26日の沖縄市長選挙、2月9日の浦添市長選挙と首長選挙が立て続いたが、その全てにおいて玉城県政を支持しない候補が当選を果たした。
日頃より「選挙で示された民意」とのたまう玉城知事だが、これらの選挙結果をどのように捉えているか、見解を伺う。
(2) 本定例会において初日に返付となった令和7年度一般会計予算をめぐり、玉城知事はメディアの取材に対し「議論をしない議会なんてあるのか」「それ(ワシントン事務所 関連予算)を認めないがゆえに、県民の生活や福祉の充実、ひいては産業の振興などに係る予算自体を否定する」などと答えているが、これらの発言について知事の真意を伺う。
2:防災行政について
(1) 1月24日に発生した大雨によって、沖縄市の一部地域は床上・床下浸水や道路冠水等大きな被害を被った。被害の状況の詳細を確認するとともに、これだけの被害が発生した原因について当局の見解を伺う。
3:社会資本整備について
(1) 那覇空港の慢性的な満車状態の緩和を目的として、2月1日より那覇空港の駐車場料金が値上げ改定された。改定後の料金はおおよそ羽田空港の駐車場と同程度であり、全国的に見ても高額である。
那覇空港は観光客の利用も多い空港であるが、空港駐車場の主な利用者は観光客ではなく県民であり、他府県のように県外への移動の際に鉄道等他の手段を選ぶことができない沖縄県民にとって空港駐車場は公共駐車場的性格を有しており、駐車台数の十分な確保及び利便性向上は公共の利益に資する重要な事柄である。
ゆえに、県は主体的に慢性的な満車状態の是正措置を講ずるべきだし、利用料金についてもできるだけ廉価になるよう取り組むべきであると考えるが、県当局は那覇空港駐車場の現状についてどのように考えているか。
また料金の値上げが満車状態の緩和にどの程度影響があると見積もられるか、見解を伺う。
4:環境行政について
(1) PFASによる土壌汚染について、以前県が行った土壌調査では41市町村全てで汚染が検出された。特に、高濃度のPFASが検出された地点の多くは米軍基地から離れた「一般的な土地」であり、これ以上の土壌汚染を食い止めるためには汚染源の調査及び汚染に至った原因の究明が必要であるはずだが、その後の県の取組状況を伺う。
5:土木建築行政について
(1) 沖縄県総合運動公園の管理について、以前の一般質問でも取り上げたが一部遊具や施設の修繕、公園環境の整備等に著しい遅れが生じている。
特に、サブグラウンド側の池 に繁茂する水草の状況は尋常ではなく、水面が見えないばかりか、コイに餌をあげるために利用者が少量除去したと思われる水草がそのまま放置されているありさまである。
以前強く指摘したにもかかわらず改善の取組の片りんすら見えないことは、当局の公園管理の姿勢に大きな問題があると言わざるを得ない。なぜそのままの状況を継続させているのか、理由を伺う。