[一般質問] 座喜味 一幸 令和元年第4回沖縄県議会6月定例会
令和元年6月28日(金)
第4回沖縄県議会(6月定例会)一般質問
座喜味 一幸 (ざきみ かずゆき)(会派:沖縄・自民党)
1:知事の政治姿勢について
(1) 中国・胡春華副首相に「一帯一路の中で日本の出入り口とし沖縄を活用してほしい」旨の要請をしたと報じられている。
ア:知事の期待する実利について伺う。
イ:中国の沖縄活用のリスクについて伺う。
(2) 尖閣諸島を核心的利益とする中国は武装した艦船を頻繁に投入している。
ア:尖閣諸島への日米安保の抑止力は機能しているかを伺う。
イ:「中国公船のパトロールを故意に刺激するな」との旨の知事発言は、宮古・八重山諸島に住む者を軽視する断じて許せない暴言だ。
2:ポスト振興計画について
(1) 知事の目指す自立経済構築と新振興計画での特別措置・高率補助の考え方について。
(2) 補助率が本土並みになった場合の市町村行政に及ぼす影響について伺う。
(3) 令和2年改正対象の揮発油税、航空機燃料税、地方揮発油税、石油石炭税、沖縄型特定免税のそれぞれの、県民1人当たり還元額と、延長の必要性について伺う。
3:農林水産業の振興について
(1) 農水産物の県内消費量、移入量、県産供給量について。また、自給率(砂糖を除く)向上に向けた取り組みについて
(2) 大規模冷蔵・保冷施設整備による供給調整で自給率向上を図れないかを伺う。
(3) 離島―本島の輸送費低減で県内自給率向上を図れないか伺う。
4:離島振興について
(1) 離島航空運賃・物流コスト低減・農林水産物不利性解消事業の法制化について伺う。
5:我が党の代表質問との関連について
定例会をおえて
知事発言の重大さに無頓着・無責任を露呈
一帯一路の中での沖縄活用を中国副首相に要請したにも拘わらず、目指す実益に対する考えなし。
『これから検討する』との答弁でリスクに対する危機感も持ち合わせていない。
尖閣の中国パトロール発言は 『撤回』するとするが、国・県の利益を損なう取り返しがつかない事を追及。
尖閣を守る、宮古・八重山への 自衛隊配備の重要性についても県のリーダーシップが感じられない。
ポスト沖振計画の特例制度の県民利益を 質問。
なんとなく政府は継続するだろうとの甘えが三役を含めある事を指摘した。