議会活動報告(12期)

[ 要求 ] 総務部長に対し職員倫理に関する調査を強く申し入れ

令和元年10月7日

本日、沖縄・自民党会派は、一連の玉城デニー県政に係る看過できない疑惑に関連する「執行部間の答弁の食い違い」に対し、総務部長宛に明確な回答を求めると共に、新里議長に今後の議会対応をお願いいたしました。

以下に、沖縄県職員倫理に関する調査について(要求)内容を掲載いたします。

総務部長と会派代表
議長と会派代表

  令和元年10月7日

沖縄県総務部長殿

沖縄・自民党
会派長 島袋 大

沖縄県職員倫理に関する調査について(要求)

総務部長は沖縄県職員の服務を総括するものとして、職員が公正な職務の執行を図り、県民の疑惑や不信を招く行為を防止し、公務に対する信頼を全力で確保しなければならないと考える。

連日の県執行部の県議会答弁に関する新聞報道により、県民の中に大きな疑惑や不信が起こっており、まさに、玉城デニー県政の信頼は危機的な状況にある。

10月4日(金)の各常任委員会において、我が会派所属議員が各部長に質問した職員倫理規定の考え方についても、一貫性がなく非常に危ういものであった。

特に倫理規定違反を示唆する総務部長と、利害関係者はいないと断言する知事公室長の意見の食い違いは明らかだ。

我が会派としては、県職員の服務を統括する総務部長に対し県民の県政に対する疑惑や不信を払拭すべく、下記のとおり早急に人事課職員による職員倫理に関する緊急ヒアリングを実施し、沖縄県の見解を我が会派に対し報告するよう要求する。

1:対象職員 辺野古新基地問題対策課 ■■氏


2:ヒアリングについて

○本来、対象者のヒアリングは総務部人事課で行わなければならないが、総務部長は知事公室に任せた。答弁において知事公室において確認していると述べていたが、その後人事課はどうのような報告を受けたか明らかにされたし。

○知事公室長は委員会に置いて以下の理由において利害関係者ではないと述べている。

1:先輩である大学の先生に呼ばれた

2:知事がくる話は聞いてなかった

3:キャラバンの契約に直接関わってない

4:ND理事が居るとは知らなかった

上記の理由で、■■氏が「利害関係者ではない」という証明にはならない。

我が会派は「事務分掌表にある役割」、「予算執行伺に記された印鑑」を確認し手元にある。 総務部人事課として、上記証拠では利害関係者では無いと断言できるのか見解を示されたし。 

また知事公室長が契約に関係なかったと述べているが、何をもって証明するのか示されたし。  (知事公室より確認して我が会派に報告を願いたい)


3:倫理規定を所管する人事課として対象者より以下についてヒアリングを実施するよう求める

  ・会食の日時

  ・会食の場所

  ・会食に参加したメンバー

  ・知事が参加することをいつ知ったか。

  ・知事が参加する前の話題はどのようなものか。

  ・知事が参加している最中の話題はどんなものだったか。

  ・知事が退席した後の話題はどんなものだったか。 

  ・トークキャラバンの発注内容を知る立場にあったか。

  ・徳森りま氏と鈴木理恵氏をN Dの理事だといつ知ったか。

  ・沖縄県職員倫理規定について、内容を把握しているか。

  ・呼んだ先輩である大学の先生とは誰か。 

  ・当該事案に関する県議会の反応及び新聞報道をどう思うか。

  ・その他、人事課が必要と思う質問事項 

4:ヒアリングに関する人事課の見解

5:報告書提出期限:10月7日(月)  13時 

以上


関連記事