議会活動報告(13期)

[質疑] 大浜 一郎 令和三年第9回沖縄県議会11月臨時会

令和三年11月9日(火)
令和3年第9回沖縄県議会(11月臨時会)の知事提出議案の質疑に沖縄・自民党より大浜一郎議員が2番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。


令和三年11月9日(火)

第9回沖縄県議会(11月臨時会)質疑

大浜 一郎(おおはまいちろう)(会派:沖縄・自民党)



1:キャンペーン開始時期の設定について


(1) 1段階、2段階のキャンペーン開始時期の政策決定のプロセスについて


(2)第1段階における八重山の各島々へのキャンペーン波及効果について

大浜一郎

質疑を終えて

地域経済の起爆剤として期待していた「おきなわ彩発見キャンペーン」の開始日時において、島をまたぐ離島地域が遅れて開始されるという政策決定プロセスについて質問した。

リバウンド、離島の医療体制、段階的な効果の拡大などを見極めてとの答弁があったが、このキャンペーン予算計上は8月にされ、感染レベルがステージ2に達した段階で実施されるものであり、離島地域と入念な事前調整ができたはずである。

離島地域のコロナワクチン接種率は総じて高く、重症度の高い患者の発生も抑えられているにもかかわらず、政策決定のプロセスにおいて、離島地域自治体との事前の擦り合わせ協議も行わないままに、三役決定がされた。

特に石垣市におけるコロナワクチン接種対策は先進的事例として政府が紹介するぐらい努力してきた。

離島医療体制の脆弱さが懸念されるが、県は感染症と経済の両立を掲げる以上、離島医療の充実強化は県の責務である。

どうしても、様子を見ながら遅れても参加するとした離島自治体があれば、個別の政策で対応すれば良いだけである。

このように離島地域へ全く配慮がないまま、聞く耳も持たずにキャンペーンを始めることは、まさしく県政のやっている事は「離島差別」と言わざるを得ない。

離島地域はこのキャンペーンに多くの期待をしていたはずであるが、玉城知事は「離島の振興なくして沖縄の振興はない」と衆議院選挙では連呼していたのにも関わらず実際には離島の意見に耳を傾ける事もしなかったことに虚しさを感じている。


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