視察(13期)
北海道視察報告 島尻 忠明
北海道視察報告
島尻 忠明
今回4月23日〜4月27日の日程で北海道視察を行いました。
毎年2月7日は北方領土の日として日本固有の領土、北方領土の一日も早い返還の取り組みが開催されていますが、実際に現地に赴き北方館にて現状について館長よりお話を伺い、北方四島も目視し改めて距離間の近さに考えさせられました。
近い島迄は約3、7kであり中間点には貝殻灯が設置されており、その地点を超えるとロシア側になるとの事でした。更に道民が漁に出る為にはいろいろな制約があり厳しい現実を聞きました。
元島民も高齢化する中、ビザなし交流も中断されており、昨今の国際情勢もありなかなか先が見えないが、日本国民が一致団結して返還に向けて取り組みが一層求められます。
第一区根室海上保安部に於いては沿岸警備について説明を受けました。
知床自然センターにて保全に関する取り組みと、沖縄の西表島との取り組みも説明受けたのち、現地も確認し自然保護は息の長い取り組みと多くの関係者の方々の理解を得ているのだと感じました。
エスコンフィールドはボールパークの新しい取り組みがあり、この施設を中心に温泉、ホテル、子供の遊具等地元企業も巻き込んで一大テーマパークを形成する新しい取り組みでした。
この視察を通して学んだのは、北海道の各自治体は地域の課題に取り組む中でやはり人口減少、少子高齢化、過疎化に真正面から向き合っていかないと厳しいという話しがあり、我が沖縄県も早めにこの課題に取り組むまなければと感じました。