[一般質問] 又吉 清義 令和四年第1回沖縄県議会2月定例会
令和四年3月1日(火)
令和4年第1回沖縄県議会(2月定例会)の一般質問(二日目)に沖縄・自民党より又吉清義議員が1番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。
令和四年3月1日(火)
第1回沖縄県議会(2月定例会)一般質問
又吉清義(またよしせいぎ)(会派:沖縄・自民党)
1: 知事提案説明の中で、「県政運営に取り組む決意について」明記をされている「復帰措置に
関する建議書」について伺う。
(1) 「復帰措置に関する建議書」が1971年11月に作成された経緯について伺う。
(2) 当時の立法院議会とはどのような関わりがあるか伺う。
(3) 正式な公文書としての効力は認められるか伺う。
2:屋良朝苗主席が保革を問わず超党派で取り組んできた、復帰に向けた「復帰対策会議」や「復帰対策県民会議」がどのように進められてきたか伺う。
(1) 1970年11月12日の局長会議で屋良主席自ら提案して設置された「復帰対策会議」とはどのようなものか。
(2) 1971年1月16日から8月18日まで開催される中、14回も議論を交わした復帰対策要綱に基づく「復帰対策県民会議」の内容について伺う。
(3) 1971年5月27日、平敷静男、仲吉良新、仲宗根悟、友寄信助4委員の連名で屋良主席と安里県民会議会長宛てに出された8項目の意見書は、どのように取り扱われたか伺う。
3:14回も開催された「復帰対策県民会議」の超党派を乗り越えて出来上がった沖縄の心は国にどのように受理され、今日の沖縄に反映をされているか伺う。
4:復帰50周年式典を行うのに当たり県の進捗状況と考え方を伺う。
(1) 国との連携、進捗状況について伺う。
(2) 復帰に御尽力いただいた当時の方々に感謝の場を設けるべきだと思うが、県の対応を伺う。
5:首里城火災が起きる以前の文化の日に執り行われていた首里城祭について
(1) 「三跪九叩頭の礼」とはどのような儀式か伺う。
(2) 世界一屈辱的な礼と言われているこの儀式は今後廃止するべきであると強く断言しますが知事の考え方を伺う。
6:一昨年に世界中で発生したコロナ感染、感染抑制に向け日々努力する取組とこれまでの現状と結果について伺う。
(1) ワクチン接種を受けた県民、受けていない慎重派県民と、それぞれの思いが異なるお互いの共存共栄で今日の社会は支えられ、成り立っていると思います。どちらもその選択は正しく、偏見や差別化はあってはならないと思うが、知事の考え方を伺う。
(2) ワクチン接種を受けた方、受けていない方と、どちらの方にもコロナ感染は発生し、また感染した方は他人にも感染をさせる可能性は十二分にあると解釈をするが、間違いないか伺う。
(3) ワクチンは発症予防と重症化を抑える効果であり、感染予防効果は明らかでないとありますが、その違いを改めて伺う。
(4) 第1波、2波、3波、4波、5波、6波と感染者数のピークはどのように変化しているか、またその原因はどのように分析をしておられるか伺う。
(5) ワクチン接種率の高い国でもコロナ感染者は増えている現状であるが、感染拡大を抑えるのに、ワクチン接種だけに頼るのは限界であると解釈をするが、知事の考え方を伺う。
(6) 今5歳以上の子供へのワクチン接種が進められようとしておりますが、子供たちの身体は発達中であり、ましてや副反応がいまだに明かされていない治験中のワクチン接種は、治験結果が明らかにされてからでも遅くないと理解をするが、そのメリット、デメリットについて伺う。
7:台風や大雨、地震等による自然災害の県の対応方について伺う。
(1) 土砂災害警戒区普天間の急傾斜地対策についての進捗状況について伺う。
8:コロナ禍の影響により大きな経済的打撃を受け、厳しい経営を迫られている路線バス運営の支援について
(1) 県民の公共交通機関である民間路線バスは、移動手段のない弱者を助ける大きな役割を担っていると理解をするが、県の考え方を伺う。
(2) 今後の路線バスへの支援についてどのように取り組んでいくのか、知事の考え方を伺う。
9:沖縄県下水道宜野湾処理センターについて
(1) 進捗状況について伺う。
(2) グリーンベルト地帯の在り方について、県、宜野湾市、地域住民との三者会談はどのように進められているか伺う。
10:基地行政について
(1) 普天間飛行場の一日も早い危険性の除去に向けた県のこれまでの取組と、進展の実績について伺う。
(2) 普天間飛行場返還後の跡地利用についての県の取組実績について伺う。
11:我が党の代表質問との関連について
一般質問を終えて
知事の取り組む復帰措置に関する建議書は、メンバー構成や当時の立法院と関係する正式な手続きに関する資料は無い事が判明。それとは別に復帰対策県民会議、立法院、局長会議と正式な手続きを得てきたにもかかわらず一切公表されない正式な復帰対策要綱を重視すべきと指摘する。又、2017年に首里城祭で復活した世界一屈辱的な礼と言われる三跪九叩頭の礼は廃止すべきと強く断言する