一般質問(13期)

[一般質問] 石原 朝子 令和四年第1回沖縄県議会2月定例会

令和四年2月28日(月)
令和4年第1回沖縄県議会(2月定例会)の一般質問(一日目)に沖縄・自民党より石原朝子議員が3番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。

今回、かねてより多くの女性の皆様からご相談がありました「がん患者のアピランスケア」について取り上げさせていただきます。がん医療の進歩により治療を継続しながら社会生活を送るがん患者が増加しています。治療により外見(アピアランス)の変化が生じる場合があります。県外の一部自治体においては、独自にウィッグ、胸部補正具等に対する助成等も取り組まれています。本県においてもがん患者の生活の質の向上を目指し、ぜひ事業実施に向けて取り組むよう質していきます。


令和四年2月28日(月)

第1回沖縄県議会(2月定例会)一般質問

石原朝子(いしはらともこ)(会派:沖縄・自民党)


1:保健・福祉行政について


(1) 難聴児の早期発見・早期療育の推進に当たってどのような取組がされているのか伺う。


(2) 家庭の事情等により療育施設に入れず、一般の保育園に入園する難聴児もいるため、保育士にも難聴児に関する認識を持つことが必要。日常的に難聴児支援に携わる専門家と連携できる仕組みが必要と考えるが、県内においてはどのような状況なのか伺う。


(3) がんの手術や抗がん剤などの治療によって脱毛、皮膚障害、乳房切除、人工肛門・人工膀胱造設といった、外見(アピアランス)の変化が生じる場合があり、アピアランスの変化は、がん患者の生活の質に影響を及ぼすことからアピアランスケアに関する支援は重要であると思われるが、県としての取組状況を伺う。


(4) 沖縄県子どもの貧困対策に関する最終評価報告書を踏まえ、次年度予算にどのように反映されているのか。また「性や妊娠・出産、子育てに関する教育や相談支援事業」「避妊などで悩む女性に対する相談支援事業」などは盛り込まれているのか伺う。


(5) 子供医療費の拡充によって、県内市町村の国民健康保険財政上の影響額は幾らと算定しているのか。県は、国のペナルティー(国保の減額措置)を市町村が負担することについてどのように考えているのか伺う。


(6) 介護保険施設である特別養護老人ホームや認知症高齢者グループホーム等への待機状況は改善されているのか伺う。


(7) 民生委員・児童委員の一斉改選に向け担い手の確保については、具体的にどのように取り組むのか伺う。


(8) 沖縄県再犯防止推進計画によると地域の再犯防止や更生保護については民間協力者の活動に支えられているとのことだが、現状と課題について伺う。


2:河川・道路について


(1) 緊急浚渫推進事業内容、今年度実績見込み、次年度2億8590万円増額された理由を伺いたい。


(2) 河川改修事業が10億1922万2000円と大幅に減額されていますが、その理由と、16年前に児童の命を奪った報得川の河川整備事業の次年度予算は幾らなのか伺う。


(3) 南部東道路の起点側である南風原区間整備について、今年度及び次年度の取組と予算額を伺う。


(4) 南風原町中央公民館、南風原文化センター前面道路である黄金森公園線、平成23年都市計画決定されてから10年以上経過しています。沿道には、公共施設が立地し施設利用者に大きく支障を来しています。黄金森公園線整備に向けた県の考えを伺う。


(5) 県管理道路における植樹、沿道の草、車両防止柵については、歩行者の安全な通行の妨げとなっている箇所が見られるが、今年度の事業取組状況及び次年度予算額を伺う。


3:我が党の代表質問との関連について


一般質問を終えて

アピアランスケアについては、今後、がん患者団体のご意見など聴き取りをし、ウィッグ、胸部補正具等に対する助成等を検討していくとの答弁でありました。
このアピアランスケアの助成等については、国の補助メニューもない状況とのことです。
今後、アピアランスケアによる生活の質向上に向けた取り組みを実施している厚生労働省に対しても自民党女性局を活用し、助成金の予算化に向けて働きかけをしていきたいと考えています。

今後も沖縄県単独事業実施に向けては、根気強く取り組んでいきます。


2022-02-20 | Posted in 一般質問(13期), 石原朝子No Comments » 

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