[一般質問] 仲里全孝 令和五年第4回沖縄県議会11月定例会
令和五年12月7日(木)
第4回沖縄県議会(11月定例会)の一般質問(一日目)に沖縄・自民党より仲里全孝議員が7番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。
令和五年12月7日(木)
第4回沖縄県議会(11月定例会)一般質問
仲里全孝(なかざとぜんこう)(会派:沖縄・自民党)
1:沖縄県では護岸のライフサイクルマネジメントのための老朽化調査及び老朽化計画マニュアルを策定されているが、知事の考え方を伺う
(1) 防護機能が低下している護岸老朽化調査の状況を伺う。
(2) 国道329号線、金武町字伊芸付近の老朽化している護岸の整備計画の進捗を伺う。
2:沖縄県で過去約30年間に、県議会の議決が必要なのにもかかわらず、議会に諮っていなかった事案が土木建築部で161件、企業局で1件あったと判明したことがマスコミなどで報道されている。下記のとおり知事の考え方を伺う。
(1) 地方自治法第96条1項13号に基づく議決を得ていなかったとあるが、内容を伺う。
(2) 県が加入する保険で損害賠償金を支払ったとあるが、内容を伺う。
(3) 土木建築部以外にも、沖縄県では不適切な会計処理や不手際、保健医療部での書類紛失など相次いでいるが、全庁挙げての再発防止の取組がどうなっているか、伺う。
3:令和3年5月27日に起きた本部港倉庫の上屋事故に関する状況を警察本部長に伺います。捜査の進捗状況及び捜査が長時間を要していることについて伺う。
4:我が党の代表質問との関連について
一般質問を終えて
・沖縄県全体の護岸のライフサイクルマネージメントに関わる老朽化調査及び老朽化計画の策定について
金武町伊芸区付近の老朽化している護岸については県、町と事業化向けて取り組んでいる答弁を頂いた。
・県議会の地方自治法96条1項13号に基づく議決が必要にもかかわらず議会に諮っていない、不適切な会計処理や不手際が相次いでいる県庁の対応につき、全庁上げてどう再発防止に取り組むかについて
内部統制専任職員の配置、会計エキスパートの設置についてはまだ、議論の余地があると感じた。むしろ知事を先頭に、沖縄県内部統制体制の強化に取り組むべきである。
・令和3年5月27日に起きた本部港倉庫の上屋事故に関する捜査の状況、捜査に長時間を要している件について
発生から捜査に長時間を要していることについて、業務過失致死傷事件は、発生原因の特定のほか、その業務に関わる者の過失の認定に時間を要するため、専門家からの意見聴取など必要な捜査を継続しているとのこと。
長時間を要し、立件に至ってないことがご遺族の精神的なご負担とならないよう、管轄署担者において、適宜の時期に捜査経過を説明している様子。県警察としては、可能な限り速やかに立件できるよう、必要な捜査を継続していくこと、警察本部長答弁頂いた。