[一般質問] 仲田 弘毅 令和二年第1回沖縄県議会2月定例会
令和二年2月26日(水)
令和二年第1回沖縄県議会(2月定例会)の一般質問に沖縄・自民党より仲田弘毅議員が四番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。
令和二年2月26日(水)
第1回沖縄県議会(2月定例会)一般質問
仲田 弘毅(なかた ひろき) (会派:沖縄・自民党)
1:知事の政治姿勢について
(1) 首里城再建について
ア 県は、当初首里城正殿等の復元整備は国の事業としていたが、県が主体性を持って実施にかかわっていくことに方針を変えたのはなぜか伺いたい。
イ 正殿等の再建は国営公園事業で行い、関連事業として中城御殿や円覚寺、御茶屋御殿等の復元に寄附金浄財を充てるとの意見もあるが、県の考え方を伺いたい。
ウ 首里城再建に寄附金を充てることに対し、国との協議はどの程度行われているか伺いたい。
エ 県から国への寄附金は、所有権にも関連すると思うが、基本的な考えをお聞きしたい。
オ 首里城復興基金条例について、詳しく説明を願いたい。
(2) 首里城火災後の観光対策について
ア 去る1月30日、国会では補正予算が成立し、首里城火災を踏まえた観光対策も盛り込まれていると認識しているが、どの程度の予算か伺いたい。
イ この補正での首里城を含む関連事業について伺いたい。
ウ 県は市町村と連携して観光対策事業を講じると聞いているが、説明をお願いしたい。
エ 今回、成立した補正予算を皮切りに国と連携し、観光立県としての沖縄を再構築しなければなりません。知事の決意をお聞きしたい。
(3) 来年度ソフト交付金について
ア 1月30日に県と各市町村がつくる沖縄振興会議が開催され、次年度のソフト交付金配分が協議されている。県と市町村の配分について伺いたい。
イ 県は市町村に配慮して、県から34億円の調整額を支出すると聞いているが、事実か伺いたい。
ウ 翁長県政から今日まで、ソフト交付金が減額され、調整金の支出は観光産業が好調とはいえ、このような状況はいつまでも続くとは考えられず、大いに危惧しております。知事の見解をお聞きしたい。
2:県の医療行政について
(1) 新型ウイルスによる肺炎について
ア 去る2月14日、県内で初めて感染が確認された新型コロナウイルスによる影響と対策について伺いたい。
イ 先般、県医師会において緊急の関係者会議が開かれ、大規模イベントを控える異例の呼びかけが行われたが、県はどう対応するか伺いたい。
ウ 国は、これまでの水際対策から検査や治療ができる医療機関を拡充する方針を発表しているが、県の対策をお聞きしたい。
(2) 救急医療体制について
ア 本県における救急病院の医療提供体制の現状について伺いたい。
イ 中部医療圏での救急病院増床後の現状は改善されたと考えるか伺いたい。
ウ 今後の増床計画と休眠病床の取り扱いはどうなっているかお聞きしたい。
エ 救急車の適正利用と適正受診を積極的に進める必要性について伺いたい。
(3) 都道府県別平均寿命について
ア 働き盛り世代の健康、死亡率改善に向けた具体的対策について、県の見解を伺いたい。
3:豚熱、いわゆる豚コレラ感染について
(1) 本県における豚熱感染の現状について伺いたい。
(2) 豚熱感染の侵入経路と感染拡大の要因は解明されているかお聞きしたい。
(3) ワクチン接種に対する県の対応について伺いたい。
(4) 豚熱の発生による被害額はどの程度か説明を願いたい。
4:教育問題について
(1) NIE(エヌ・アイ・イー)活動について
ア NIE活動の認識と教育的効果について、教育長の見解を伺いたい。
イ 本県の学校現場におけるNIE活動の状況と県教育委員会の取り組みはどうなっているか伺いたい。
ウ 本県においては、新聞が図書館に置かれていない、あるいは複数の新聞をとれない学校があると言われているが、その実態はどうかお聞かせください。
エ 国から、各学校に新聞を置くための予算として30億円の地方財政措置がなされている。市町村に対して、新聞購読料を予算化してもらう働きかけについて、教育長の考え方をお聞きしたい。
5:我が党の代表質問との関連について
定例会を終えて
阿麻和の居城、世界遺産『勝連城跡』と共に現代版組踊公演の舞台『きむかたホール』の情報発信と体験機能の強化・整備を確認した。
昨年9月議会で、警鐘を鳴らした豚熱問題は1万頭余りの殺処分が行われ、誠に残念な結果である。厳しい検証と農家への適正な補償と支援を訴えた。