[一般質問] 下地康教 令和五年第4回沖縄県議会11月定例会
令和五年12月7日(木)
第4回沖縄県議会(11月定例会)の一般質問(一日目)に沖縄・自民党より下地康教議員が5番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。
令和五年12月7日(木)
第4回沖縄県議会(11月定例会)一般質問
下地康教(しもじやすのり)(会派:沖縄・自民党)
1:知事の政治姿勢について
(1) 自衛隊による離島の港湾、空港施設使用について伺う。
(2) 国民保護計画について
ア:宮古島地域を含む先島地区において全島避難としているが、避難時期、避難方法、受入れ地区の取組等について伺う。
(3) 次年度予算要求行動について
ア:従来、次年度予算要求は、県内市長会と県知事は共に要請活動を行っているが、今回県内市長会は単独で要請活動を行っている。なぜそのような要請行動となったのか伺う。
2:不発弾処理事業について
(1) 本年度の不発弾処理事業予算とその内訳及び進捗率を伺う。
3:農林水産業について
(1) 畜産農家における和牛子牛競り価格の低迷に係る支援策について伺う。
ア:本補正予算で「和牛子牛生産者緊急支援事業」に5億2000万円余り計上されている。その内訳を伺う。
(2) 葉たばこ農家への耕作機械支援対策について
ア:これまでの、葉たばこ農家への耕作機械支援実績を伺う。
4:社会資本整備について
(1) 県道マクラム通り整備事業下里交差点以降の整備計画を伺う。
(2) 下地島空港活性化について
ア:現在の活性化事業計画の進捗について伺う。
イ:無償耕作者の県有地明渡しに係る現状及び課題解決策を伺う。
(3) 宮古島空港駐車場の発券機故障による混雑解消について伺う。併せて空港駐車場及び周辺の環境整備について伺う。
(4) 多良間地区での県営住宅団地整備について伺う。
(5) 電線地中化事業について
ア:電線地中化事業に係る設計委託業務仕様内容について伺う。
5:経済・暮らし、医療・教育について
(1) 学校スポーツ指導者問題について
ア:県大会で下地小学校女子バレーボールチームが優勝したが、指導者の資格問題で全国大会に不参加となった。なぜそのような問題が生じたのか伺う。
6:我が党の代表質問との関連について
一般質問を終えて
■普天間基地代替施設埋立問題
玉城知事は、普天間基地代替施設埋立事業の名称を辺野古新基地建設埋立事業と言い換え、あたかも新たな基地が建設される様な印象操作を行っている。
埋立事業とは、公共の用に供する公正な土地利用目的で、利害関係者やあらゆる行政関係機関の承諾を得て、県知事にその埋立事業の承認を求めるものである。普天間基地代替施設埋立事業は、知事の承認を得てスタートしている事業である。行政は継続である。
今の県行政は、最高責任者である玉城知事が埋立法により一度承認した埋立承認を遵守しない事であらゆる行政分野において混乱の極みに達している。そして、約1/3の面積が既に埋め立てられ陸地化している辺野古で、一坪たりとも埋め立てをさせない玉城知事の主張は達成不可能である。
■下地島利活用問題
下地島空港利活用に関する無償耕作地問題は、県の長期間にわたる不適切な用地管理運営により発生している問題である。今後県は、耕作者と真摯に向き合って解決策を粘り強く探って行く必要がある。
■スポーツ指導者資格問題
県大会で優勝した下地小学校女児バレーボールチームが指導者の参加資格不適合により全国大会に参加する事が出来ない悲しい事件が発生しました。これは、公益財団法人沖縄県スポーツ協会による指導者養成講習会の実施不足によるものであった。沖縄県からスポーツ協会役員会に統括監が二名副会長として配置されている。今後県は、この様な不幸な事件を発生しない様適切な指導を行う責任がある。