[ 総括 ] 令和元年第4回沖縄県議会6月定例会を終えて / 2:中国の一帯一路への参加について

2:中国の一帯一路への参加について


〇 去る4月16~19日までの日本国際貿易促進協会の中国訪問団の一員として訪中した玉城知事は、中国の胡春華副首相に対し、「中国政府の提唱する広域経済圏構想(一帯一路)に日本の出入り口として沖縄を活用してほしい」と提案しております。

これに対し、胡副首相は、「沖縄を活用することに賛同する」と応じたようであります。


〇 この提案について、知事は、県内部で協議はしたものではなく、従って県が次期沖縄振興計画策定に活用することを決定した県の統一方針ではありません。

〇 今議会(6月県議会)で沖縄・自民党の追求に対し、県は、「中国政府の提唱する広域経済圏構想(一帯一路)に関する日本の出入り口として沖縄を活用してほしい」と中国側に提言したことについて、「日本政府が(一帯一路)に協力する場合に、政府の理解の下、県の国際物流拠点としての貿易促進を前提に提案した」と述べ、県単独で一帯一路に参加することはないと答弁し、玉城知事の勇み足発言であったことを認めた形となりました。

〇 米国や欧州などの多くの国でこの構想を懸念しており、日本政府も正式に参加していない状況にあって、沖縄県の知事としての今回の発言は、一帯一路構想に対する認識の欠如を示し、今後に大きな課題を残したと言えます。

〇 知事は、日本政府と辺野古移設問題で激しく対峙し、政府に対し不信感をあらわにし、その裏返しで中国にすり寄るような発言は、中国側を利しても日本を利することはないことから、軽々に活用云々の言葉を慎み慎重に発言すべきであると考えます。


1:尖閣諸島をめぐる中国擁護発言について


3:米軍基地の整理縮小について


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2019-07-02 | Posted in 総括No Comments » 

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