一般質問(12期)

[一般質問] 中川 京貴 令和元年第5回沖縄県議会9月定例会

令和元年10月1日(火)
令和元年第5回沖縄県議会(9月定例会)の一般質問に沖縄・自民党より中川京貴議員が三番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。

沖縄・自民党の挑戦!

・まったなしの交通渋滞対策
・高速道路整備、那覇市から名護市までの一時間鉄軌道
・二次交通として那覇空港から中北部への高速船の実現

令和元年10月1日(火)
第5回沖縄県議会(9月定例会)一般質問
中川 京貴(なかがわ きょうき)(会派:沖縄・自民党)


1:知事の政治姿勢について


(1) 玉城知事は就任約1年となりました。これまでの実績と結果、残り3年に向け知事の政策やビジョンを伺いたい。


(2) 沖縄県行財政改革の実績と今後の行財政改革の必要性について伺いたい。


(3) 県内企業優先発注や県内業者への下請け状況など県産品活用に対する知事の考え方を伺う(防衛局・総合事務局・県の発注実績)。


(4) 米軍基地内工事(ボンド工事)の県内企業優先発注に対する知事の取り組みを伺う。


2:県内社会資本の整備について


(1) 慢性的な交通渋滞は沖縄県の社会・経済的な面に相当の影響を及ぼしている。どのような方策をとっているのか。


(2) 高速道路の交通渋滞について

ア:高速道路の現状と対策について伺います。


イ:沖縄市において1万人収容の多目的アリーナ建設に伴い、沖縄南インター・北インター地区の交通渋滞が予測される、交通渋滞対策として出入り口の拡幅工事や新たなアリーナに直接行ける道路をつくるべきではないか。


ウ:沖縄南インター・北インターの間に嘉手納町から沖縄市(池武当)向け、県道74号線(仮称池武当インター、アウトインができるフルインター)についてこれまで一般質問をしてきましたが現状について伺う。


エ:沖縄北インターからうるま市の石川インターの間に(仮称)中インターをつくるべきだと、うるま市から要請があったと思うが現状について伺う。


(3) 社会資本整備を進めるに当たって、県土の有効利用と自然景観・保全の調和を図りながら、鉄軌道を含めた陸上交通網体系を図る必要があるが現在の進捗状況と県の基本的な考えを伺いたい(那覇市、浦添市、西原町においては、モノレールや鉄軌道、LRT(次世代型路面電車システム)の必要性について)。


(4) 戦前嘉手納町は、南部から嘉手納ロータリーまで軽便鉄道路線がありました。第二次世界大戦時に鉄道・比謝橋も破壊され、国道58号の比謝橋においては、復元されましたが、軽便鉄道においては復元されておりません。

私は沖縄県の振興の一つとして、西回りは那覇市から浦添市・宜野湾市・北谷町・嘉手納町・読谷村・名護市と東回りは南部から西原町・中城村・北中城村・沖縄市・名護市北部まで1時間で着く鉄軌道を通すことが将来の観光立県に向けた沖縄振興策になると、これまで一般質問・代表質問で取り上げてまいりましたが、県の見解を伺いたい。


(5) 所有者不明土地の現状と今後の課題について伺いたい。

ア:所有者不明土地によって住宅建設や道路整備・再開発事業など、まちづくりに障害はないか。


イ:所有者不明土地または所有者不明墓による市町村に対する影響と課題対策について伺いたい。


(6) 東部海浜開発事業の早期実現が求められているが、事業の必要性とこれまでの経緯、予測される今後の課題、完成時期や総予算について伺いたい。


(7) 与那原町と西原町にまたがる中城湾港マリンタウン地区への大型MICE施設計画の現状と今後の課題について伺います。


3:土木行政について


(1) 西原町2級河川(小波津川)の現状と課題及び進捗状況について伺います。

ア:これまでにも幾度となく氾濫を繰り返した小波津川が6月24日月曜日、26日水曜日の両日も氾濫し、周辺地城の住民に多大な損害を与えた映像が全国放送でも流れ、国民の知るところとなったが管理者としての対応と責任について伺う。


イ:これまでも改修工事完了によって氾濫は防げると説明を受けてきましたが、河川改修工事の事業認定を受けてから大幅な工事のおくれが地城にとって被害拡大につながっているとするならば、これは、災害ではなく人災といっても過言ではないかと思われるが当局の見解を伺う。


ウ:地域住民からは、人道橋の改修に当たってはアーチ型の設置を再三、要望・要請等を行っているとのことだが、県は西原町に委託するだけで地域の要望に応える考えはないか。


エ:地域住民から、氾濫後の二次災害(粉じん)対策としての要望として、道路の洗浄を地域住民が行う上で、水タンク及び洗浄ジェッターと水(洗浄用1次処理は下水処理場より協力済、2次洗浄用浄水については未定)の提供を求められているかと思うが、その要請に対し、県の対応を求める。


オ:当初計画の景観が大幅に変更され、地域住民には、事前の打ち合わせもなく、事後報告(住民からの指摘により)でしかないことに住民との信頼関係が大幅に損なわれているように思われるが、今後の改修工事の進め方と大雨を初めとする台風等の災害に対して、どのように対策を考えているのか伺います。


(2) 北中城村島袋地域の雨による冠水被害の解決に向けて、その後、県・北中城村・防衛局は話し合いをしたのか伺いたい。


4:水産・観光振興について


(1) 2018年度の観光収入の実績に関し、その内容と特徴・課題等、また、次年度の目標について伺いたい。


(2) 海の牧場(海洋牧場・釣り公園・海上レストラン等)を建設し、沖縄独自の施設実現について県の見解を伺いたい。


(3) 1100万人観光立県に向けて、国道58号交通渋滞緩和のための手段として高速船の活用を求める(海上タクシー・クルーズ船)。

ア:那覇空港拡張整備に伴い、空港内に港湾を整備して那覇市から北谷町約15分、嘉手納町20分、読谷村25分、恩納村30分、名護市40分、本部町50分と高速船を活用し、1100万人観光立県に向けての海上のインフラ整備はできないか。


イ:港近くを整備してタクシー・バス・レンタカーなどと連携し、国道、県道、中北部の交通渋滞の対策はできないか。


ウ:クルーズ船の受け入れ体制について、クルーズ船寄港の増加、海外航空路線の充実と外国人観光客の受け入れ体制の整備と新たな観光資源の開発、これまでの実績と今後の課題やリピーターを飽きさせない県の取り組みについて伺いたい。


5:子ども・子育て支援について


(1) 中学3年までの医療費無料制度を実施できないか(中学3年まで引き上げた揚合の人数と予算について、小学6年まで引き上げた揚合の人数と予算について)。


(2) 市町村による現物給付制度の状況と今後の課題について


(3) 給食費の小・中学校で無料化した揚合の予算額は幾らか(学校数・対象者数)。


6:人材育成について


(1) 奨学金制度について

ア:進学を支援する奨学金制度の拡充が求められるが現状を伺う。


イ:返還義務のない奨学金制度の予算と実績について伺う。


ウ:進学を希望する奨学生に対し、無利子支援はできないか(現在、県・市町村の奨学生の人数と予算と項目)。


エ:沖縄県として高校生・大学生等の若手の語学専門生を育てる留学などの派遣交流事業はどのように実施されているか伺いたい。


7:防災対策について


(1) 災害時及び台風時の対策として41市町村における自治会の発電機の設置状況について伺う(自治会の数等)。


(2) 台風や津波または事故等で電気が使えなくなったときの対策として、自治会・公共施設または住宅・店舗に太陽光・風力発電機を導入し、蓄電池を備えた防災対策をするための補助金をつくるべきではないか伺います。

8:我が党の代表質問との関連について

定例会をおえて

知事も含めて倫理に問題があり、疑われても仕方がない

玉城知事の県委託業務に関する契約前飲食会について、玉城知事や副知事、部長の答弁は、『会食には利害関係のある職員はいなかった』だから、『問題はない』と言っている。

法的にも倫理規定にも問題ナシと答弁した事に対して果たして県民はどう判断するか?契約目前に契約業者と飲食することは、関係部署に関係なく全ての職員は、飲食を控えるべきだ。

知事も含めて倫理に問題があり、疑われても仕方がない。

もし、それが許されるのであれば県は、市町村において悪しき前例を作ってしまった。

又、玉城知事の政治姿勢や行財政改革についても質問しましたが政策やビジョンが示されない。

高齢化社会が進展し、教育、医療・福祉においても歳出が増える一方で県民ニーズはどんどん増えていく。

効果的な行財政改革の推進をしていかなければ行き詰まってしまう。

これまで、元仲井眞県政では2次に渡り行財政改革が行われ、その結果、組織の合理性、民間委託の推進指定管理制度等8年間で財政効果は661億円を確保した。

教育、医療、福祉、人材育成等、政策を実現する為にはその財源が必要です。玉城知事の沖縄の将来を展望した政策やビジョンがない。

145万県民一人一人が将来に希望を持ち、生活が豊かになり、夢が現実となるような実効性のある政策力ビジョンを実現させなければならない。


2019-09-26 | Posted in 一般質問(12期), 中川京貴No Comments » 

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