一般質問(13期)

[一般質問] 大浜一郎 令和五年第2回沖縄県議会6月定例会

令和五年6月26日(月)
第2回沖縄県議会(6月定例会)の一般質問(一日目)に沖縄・自民党より大浜一郎議員が7番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。

大浜一郎

どういうわけか、不思議に期待感があると宣伝されている県の「地域外交」施策。方針もままならない中で、外交という響きだけに光を照らし、何かが変わるらしいと思わせているが、外交は国益の調整など、生々しい対応もしなければならないから、国が前面に出なければならない。県の地域外交とは何か?何をしようとしているのか?問うていく。また、八重山地域の課題においては、各産業、教育、離島医療の各分野について対応を問う。さらに、コロナ禍における事業者への融資の返済がピークを迎えるにあたり、待ったなしの資金繰りへの対応を県は支援する必要があり、その方策を問うていく。


令和五年6月26日(月)

第2回沖縄県議会(6月定例会)一般質問

大浜一郎(おおはまいちろう)(会派:沖縄・自民党)


1:知事の政治姿勢について

(1) 地域外交室について


ア:地域外交室の基本方針及び展開する具体的施策について


イ:7月の知事訪中時に中国政府へ度重なる沖縄県尖閣諸島領海侵入、EEZ内ミサイル着弾等に対する厳重抗議及び沖縄周辺の緊張緩和を問う必要性について


(2) 習近平国家主席による「琉球」への言及に対する知事の評価について


(3) 図上訓練を経て課題となった有事の際の離島住民保護への知事の認識と今後の対策について


2:八重山地域の課題について


(1) リゾート施設を含むゴルフ場建設について


ア:許認可等諸手続の進捗状況について


(2) 県発注公共工事について


ア:地元企業優先発注要請への対応について


イ:分離・分割発注及び建設資材等実勢価格の採用、設備工事等の適正工期への配慮について


ウ:空港アクセス道路の進捗状況について


(3) 農業振興について


ア:仕組み改定による農林水産物流通条件不利性解消事業において農畜産物輸送実態への配慮等、生産者の懸念に対する対応について


イ:和牛繁殖生産者が直面する子牛価格低迷と飼料高騰への県独自の支援拡大について


ウ:新規就農者に対するスタートアップの支援拡充について


(4) 水産業振興について


ア:新規就業者の確保・定着に向けた支援拡充について


イ:養殖事業推進における養殖施設整備、良質な種苗生産体制の充実について


(5) 教育行政について

ア:離島の児童生徒部活動島外派遣費の家計負担軽減への支援拡大について

(6) 離島医療体制について

ア:旧八重山病院跡地の利活用の現況計画について

イ:八重山地区医療提供体制協議会開催以降の医療スタッフの充足状況について

ウ:八重山地域における介護医療院整備の必要性について

エ:急患搬送へリポートの設置計画の進捗状況について


3:事業者のコロナ融資返済に伴う資金繰り対策について


(1) ゼロゼロ融資返済がピークを迎えるにあたり、事業者への迅速かつ具体的な支援体制について


4:我が党の代表質問との関連について


大浜一郎

一般質問を終えて

特に知事の政治姿勢について、危惧する姿勢が明らかになった。
訪中時に、尖閣諸島について「古来より中国の領土だとする書物がある」との説明を受けたらどう答えるかを問うたとき「何も言わないこともありうる」との答弁には心底驚いた。

また、副知事が駐日大使を表敬した同日に中国は尖閣諸島へ領海侵入している。平和的な話し合いをしたその後に緊張を煽る行動ができる相手である。

それだけでなく、副知事は表敬時に、尖閣の話は一切せず、その日の領海侵入も知らず、新聞を見て知ったのかのものあやふや、その後抗議もしてない。知事も同様に何も言わない。

米軍関連が何かした際には、率先して知事が抗議するのに、中国にはさっぱり閉口するばかり。

地域外交なるものの確固たる背骨もなく、施策も曖昧で何をしたいのか意味不明である。

ともかく、知事は海外へ訪問して発言する際は、とにかく注意が必要である。その他、八重山へ関する質問もしたが、再質問の時間が取れなかったのが、残念であった。

ただ、旧八重山病院跡地の利活用について、地元の要望も踏まえて検討しているとの答弁があった事は良かったと思っている。


2023-06-16 | Posted in 一般質問(13期), 大浜一郎No Comments » 

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