[一般質問] 末松文信 令和五年第2回沖縄県議会6月定例会
令和五年6月27日(火)
第2回沖縄県議会(6月定例会)の一般質問(二日目)に沖縄・自民党より末松文信議員が3番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。
令和五年6月27日(火)
第2回沖縄県議会(6月定例会)一般質問
末松文信(すえまつぶんしん)(会派:沖縄・自民党)
1:知事の政治姿勢について
(1) 久辺3区との意見交換の趣旨と成果について
(2) 普天間飛行場代替施設建設に伴う埋立事業について
ア:沖縄県が承認した埋立工事は、合法的に進めていると理解しているが、これに反対する法的根拠について
イ:埋立事業に係る一連の裁判の経過と見通しについて
(3) 名護―那覇間の鉄軌道導入に向けた取組状況について
2:保健医療部関係
(1) 公立北部医療センターの整備に向けた取組状況について
(2) 伊平屋、伊是名両村の診療所及び医師・看護師の宿舎等の移転整備計画の進捗状況について
(3) 薬学部設置に向けた取組状況について
3:子ども生活福祉部関係
(1) 児童相談所の業務改善等の対応策について
(2) 里親委託解除事案に関する調査報告書を公表することについて
4:農林水産部関係
(1) 名護食肉センター移転整備計画の取組状況について
(2) 県内養鶏農家の実情と経営支援について
ア:飼料等の高騰による影響と支援策について
イ:鶏卵の洗浄・選別及び販路の現状と課題について
5:教育庁関係
(1) 名護高等学校附属桜中学校について
ア:新入生の学習状況について
イ:現在のプレハブ校舎に代わる校舎の整備計画について
(2) 名護商工高校への設備系学科設置に向けた取組状況について
6:土木建築部関係
(1) 名護市旭川の鉱山開発周辺の陥没や浸水等について
ア:被害状況と原因及び対応策と再発防止策について
7:我が党の代表質問との関連について
一般質問を終えて
普天間飛行場代替施設の条件付き受け入れ先である久辺3区に知事が就任後はじめて赴き意見交換した内容について伺ったところ、知事は、県が代替施設について反対している理由などを説明したところ地元から特に意見もなく理解を得たとの認識を示めされた。
22年前に受け入れた地元からすると「いまさら何か言わんや」と言うことではと、知事の認識を質した。
また、辺野古埋め立て事業の設計変更申請不承認に係る国からの是正指示に対し県は「国の関与取り消し訴訟」を提起していることについて、これまでの訴訟の結果に照らして勝算はあるのかと質したところ、係争中のため答弁を差し控えるとの答弁に終始した。
ところが過去の「国の関与取り消し訴訟」について最高裁は、県が訴える資格がないとして県の訴えを棄却し県が敗訴している現実がある。
何よりも今回の一般質問の成果は、長年の懸案事項であった伊平屋、伊是名両村の診療所と医師-看護師宿舎の移転建替えについて、伊平屋村を来年令和5年度から伊是名村を令和8年度から実施設計に着手するとの答弁があったことであります。