[一般質問] 座波 一 令和三年第8回沖縄県議会9月定例会
令和三年9月27日(月)
令和3年第8回沖縄県議会(9月定例会)の一般質問(二日目)に沖縄・自民党より座波一議員が4番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。
令和三年9月27日(月)
第8回沖縄県議会(9月定例会)一般質問
座波一(ざははじめ)(会派:沖縄・自民党)
1:コロナの影響を受けている観光産業の再興に向けた条例について
(1) 全会一致で成立した同条例の目的と意義に対する知事の所見を伺う。
(2) 同条例の目的達成のために何が必要か知事の見解を伺う。
(3) 県は積極的な情報発信を行う予定があるか伺う。
2:緊急的(超短期)施策について
(1) 観光関連産業の窮状をどのように把握しているか伺う。
(2) 観光産業再興(回復)に向けた支援措置について
ア:沖縄県における新たな財源の確保について
イ:9月15日に主要5団体からの支援要請に対する取組について
ウ:業種・業態別の経営支援について
エ:ワクチン・検査パッケージ戦略について
オ:積極的疫学調査において感染源・感染経路が明らかになる効果について
カ:コロナゼロ空間に向けた取組について
キ:感染拡大地域と抑制地域を分けて蔓延防止を図る取組について
(3) 安心・安全なコロナ対策医療体制への取組について
ア:沖縄県における新たな財源の確保について
イ:医療崩壊の現状について
ウ:病院・入院待機ステーション・軽症者療養ホテル・自宅療養の連携について
エ:空床に対する支援金、人員体制に対する支援金の現状について
オ:HER-SYSデータを活用した効果的な感染抑制策について
3:短・中期的な施策について
(1) 那覇空港クリニックの設置について
(2) 観光産業再興に関する基金等の創設について
4:我が党の代表質問との関連について
一般質問を終えて
観光再興条例への共通認識を持つべきだ!
コロナの影響を受けた観光産業の再興に向けた条例が全会一致で成立したが、この条例の目的は観光産業の再興により県経済の再興につながる事が明らかで、安心安全な観光の島沖縄を実現するためである。
条例に対する知事の取組み姿勢こそ目的達成に不可欠だ!
知事はこの条例成立は沖縄県の観光業に対する政策と通じており、議会の力を借りて目的達成の為に動きたいと答弁した。
条例の理念に賛同するも具体的な案や議会提案への対応が見えない!
議会は条例成立後小委員会を立ち上げ、具体的な対応策を提言する段階に来ているが、県知事、副知事等県執行部は目前に迫る対策事業の必要性を共有できていない。
条例を後ろ盾に独自の事業を立て、国へ予算措置を求めよ!
知事の姿勢や県の責務に基づき議会と共に国へ事業化のための予算措置を求めるべく行動を起こすべきであるが、答弁からまだまだ、上部だけの形式的な基本論しかなく、独自対策案を持っていないのではないかと思わざるを得ない。