[一般質問] 中川京貴 令和五年第1回沖縄県議会2月定例会
令和五年2月28日(火)
第1回沖縄県議会(2月定例会)の一般質問(二日目)に沖縄・自民党より中川京貴議員が3番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。
令和五年2月28日(火)
第1回沖縄県議会(2月定例会)一般質問
中川京貴(なかがわきょうき)(会派:沖縄・自民党)
1:知事の政治姿勢について
(1) 令和5年2月定例会における知事の所信表明は、県政運営における知事の基本方針を県民の代表である県議会議員に述べるほか、県民へ知事が自らの政治姿勢を示すものか伺いたい。
(2) 嘉手納基地・普天間基地における米軍機の騒音、環境被害について
ア:嘉手納基地への外来機による騒音被害について伺う。
イ:三連協(嘉手納町・北谷町・沖縄市)による嘉手納基地騒音被害の要請について県の対応を伺う。
(3) 伊平屋空港建設について、調査の進捗状況と具体的な建設に向けた取組を伺いたい。
(4) 伊平屋・伊是名架橋の整備について県は、その必要性をどのように認識しているか取組の現状を伺いたい。
(5) 伊江島空港の利活用について、県の見解を伺いたい。
(6) 沖縄県は、全国的に観光先進地として知られており、沖縄の観光再興の取組は全国的に注目されている。県内移動、県外誘客、水際対策を含め、今後県は、観光再興について、どのようなビジョンを描いているのか伺いたい。
(7) 県は、本県への観光客数増をハワイとの比較で評価しているが、観光客の滞在日数では大きな開きがあり、滞在日数の延伸の取組も効果を上げていない。数で比較するのではなく、質的な転換を図るべきだと思いますが見解を伺いたい。
(8) 玉城知事の2期目の公約である給食費無償化の財源確保と実施時期について伺う。
2:県内社会資本の整備について
(1) 社会資本整備を進めるに当たって、県土の有効利用と自然景観・保全の調和を図りながら鉄軌道を含めた陸上交通網体系を構築する必要があるが、現在の進捗状況と県の基本的な考えを伺いたい。「那覇市、浦添市、西原町においては、モノレールや鉄軌道、LRT(次世代型路面電車システム)の必要性について」
(2) 大型MICE施設の実現に向けた西原町へのモノレールを含む公共交通システムについて伺う。
(3) 戦前、嘉手納町では、南部から嘉手納ロータリーまで軽便鉄道路線がありました。第二次世界大戦時に鉄道・比謝橋も破壊されました。国道58号の比謝橋においては復元されましたが、軽便鉄道においては復元されておりません。私は、沖縄県の振興の一つとして西回りは那覇市から浦添市・宜野湾市・北谷町・嘉手納町・読谷村・名護市と、東回りは南部から西原町・中城村・北中城村・沖縄市・名護市・北部まで1時間で着く鉄軌道を通すことが将来の観光立県に向けた沖縄振興策になると、これまでの一般質問・代表質問で取り上げてまいりましたが県の見解を伺いたい。
(4) 那覇港、中城湾港及び本部港等の機能強化を図る上で、それぞれの役割をどのように分散しているか。港湾総合物流の中核機能の位置づけについて伺いたい。
(5) 西原町2級河川小波津川改修工事の現状と課題、進捗状況、完成時期、総予算について
ア:これまでにも幾度となく氾濫を繰り返した小波津川が周辺地域の住民に多大な損害を与えております。管理者としての県の対応と責任について伺う。
イ:これまでの改修工事が完了することによって氾濫は防げると以前説明を受けましたが、大幅な工事の遅れが地域にとって被害拡大につながっているとするならば、県の見解を伺う。
ウ:河川改修工事において人道橋の設置について地域の声が反映されないのはなぜか。(小波津川周辺が西原町の景観条例に制定されている。)
(6) 北谷町白比川河川拡張工事の進捗状況及び完了時期、総予算について伺う。
(7) 比謝川の河川環境整備について
ア:比謝川下流堰の撤去について伺う。
(8) 那覇軍港(那覇港湾施設)の市街化について
ア:那覇軍港は復帰前、現在の那覇空港や航空自衛隊那覇基地、陸上自衛隊那覇駐屯地と軍港が「同じ一団の基地」でしたが、那覇空港や航空自衛隊那覇基地、陸上自衛隊那覇駐屯地は市街化調整区域で那覇軍港だけ市街化区域・準工業地域と仮定している状態について県の認識を伺いたい。
イ:那覇軍港の市街化区域・準工業地域指定によって固定資産税に影響した問題は、県が那覇市と話し合いをして那覇軍港地主の要請に応えるように平成28年2月、平成29年6月の一般質問で取り上げたが、その後の取組について伺いたい。
(9) 物価高騰に対する県民への支援について
ア:電気料金値上げへの支援対策について伺う。
イ:電照菊等花卉農家への電気料金の影響と支援対策について伺う。
3:犬・猫殺処分ゼロについて
(1) 令和5年度に向け、犬・猫殺処分をゼロにするための課題と今後の取組、目標、数値を伺いたい。
(2) 動物愛護センターとボランティア、愛護団体との協力体制の強化について伺いたい。
(3) 各メディアを駆使した飼い主に対する啓発活動について伺いたい。
(4) 違反ブリーダー、ペットショップの取締りについて伺いたい。
(5) 犬・猫殺処分ゼロを目指し、私が提案した南部・中部・北部・離島等、市町村と連携したシェルター設置についての現状と課題について伺いたい。
(6) 各小中学校で動物愛護への認識を高め、講演会やふれあい教室を開き、動物はオモチャではない、動物愛護の普及・啓発に向け犬・猫殺処分ゼロに取り組むことを提案しましたが、教育長の見解と今後の取組について伺う。
(7) 犬に対する狂犬病ワクチンの予防接種状況について伺う。
4:我が党の代表質問との関連について
一般質問を終えて
玉城知事の政治姿勢について
嘉手納基地からF15戦闘機を退役させ、F22戦闘機を、ローテーション配備する予定で現在、嘉手納基地から発生する騒音は、町民の限界を超えている。
三連協や嘉手納町議会も、そのつど要請 抗議行動をしているが、県の対応確認した。
伊平屋空港早期実現や、伊是名・伊平屋架橋の実現など、地元の要請に1日も早い取り組みを要請した。
那覇市から〜嘉手納町〜名護市迄1時間で着く鉄軌道の実現に向け要請をした。
犬猫殺処分ゼロを目指し、令和五年度予算と取り組みについて伺った。
平成8年には約2万4257頭の犬猫が殺処分されていた。しかしこれ迄の私の一般質問や代表質問で、現在は 2021年令和3年は251頭と100分の1に激減した。又殺処分ゼロを目指し中部・北部に犬猫シェルターを設置して、愛護団体ボランティア団体への県の更なる支援を要請した。