[一般質問] 末松文信 令和五年第１回沖縄県議会２月定例会
令和五年２月２８日（火）
第１回沖縄県議会（２月定例会）の一般質問（二日目）に沖縄・自民党より末松文信議員が６番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。
令和五年２月２８日（火）
第１回沖縄県議会（２月定例会）一般質問
末松文信（すえまつぶんしん）（会派：沖縄・自民党）
１：知事の政治姿勢について
(1) 米軍基地問題について
ア：在沖米軍基地は、在日米軍専用面積の約70.3%が集中し応分の負担にはほど遠いとしているが、応分の負担とは何%か伺う。
イ：「当面は在日米軍専用施設面積の50%以下を目指すとする具体的な数値目標の設定と実現を求めた」とあるが、県の具体案はあるか伺う。
ウ：沖縄の基地負担の軽減は、米軍と自衛隊を併せて検討とあるが、共同使用を含む考えか伺う。
(2) 辺野古埋立設計変更不承認に係る抗告訴訟について、3月16日に判決が言い渡される予定とのことですが、判決への対応を伺う。
２：保健医療関連について
(1) 北部医療センターの整備について、地域住民説明会を開催しておりますが、課題と対応策を伺う。
(2) 薬学部の設置について、令和10年開学を目指しているようですが、取組状況を伺う。
(3) 県立病院の管理運営について
ア 各病院の医師、看護師ほか医療スタッフの充足状況を伺う。
イ 各病院の医療機器等の充足状況を伺う。
ウ 各病院の経営状況(収支)を伺う。
(4) 伊平屋、伊是名村の診療所及び宿舎等の移転整備の取組状況を伺う。
３：農林水産業の振興について
(1) 名護食肉センターの移転整備に向けた取組状況を伺う。
(2) 北部GPセンターの統合計画の現状を伺う。
４：学校教育について
(1) 県立名護高等学校附属桜中学校の開校について
ア：北部、中部、南部、他地域別入学者数を伺う。
(2) 名護商工高等学校へ建築設備系学科の設置について伺う。
５：名護・那覇間の鉄軌道導入に向けた取組状況を伺う。
６：伊是名・伊平屋架橋の整備促進に向けた取組状況を伺う。
７：伊平屋空港整備に向けた取組状況を伺う。
８：我が党の代表質問との関連について
一般質問を終えて
今定例会は、知事の県政運営についての施政方針が示された。
その施政方針のなかで米軍基地の整理縮小が求めている。沖縄における米軍基地の整理縮小はについて、平成8年12月2日のSACO 最終報告の着実な実施が合意され特に、危険な普天間飛行場の全面返還が謳われている。
普天間飛行場の移設が県内移設が条件なっていたことから、その移設先として地元久辺3区をはじめ名護市及び関係地域が苦悩の末、条件付きで容認された経緯がある。
加えて紆余曲折を経て埋立事業が承認されて工事は着実に進められてきた。
ところが前翁長知事や玉城知事が辺野古移設に反対し米軍基地の整理縮小の足かせとなっている。
次に、懸案であった中高一貫教育校として県立名護高等学校附属桜中学校が今年4月に開校の運びとなり、人材育成に大きくな期待が寄せられている。
また、名護商工高等学校に建築設備系学科の設置を要請した。
さらに北部地域の医療機関として北部医療センターが令和10年開院に向けて着実に進めるよう要請した。
その他、那覇-名護間の鉄軌道の導入や薬学部の設置、伊是名-伊平屋架橋や伊平屋空港の早期整備など、知事の姿勢を質した。
