議会活動報告

[ 臨時会 ] 令和3年第2回沖縄県議会 新垣淑豊

4月臨時議会の補正予算含めた議案質疑に立ちました。

専議案件となった、まんえん防止等重点措置に対応するための二次補正では、2月議会で我が会派が提案したにも関わらず「私権の制限が強い」と、頑なに否定した全県エリアに対しての協力要請に対して、10日で全県時短要請を行ったことは県の見通しの甘さが露呈したと思います。

また、前日の議案説明会において照屋副知事が産業界出身ということで、現在県の状況は一刻を争う対応が必要であり、県の対策に厳しい声が上がっていることもあり「観光を含めた全産業に経済対策すべき」との質問に対し、副知事から「知事に提案する」旨の発言がなされました。

公共交通機関に対しての支援はある程度評価するものの、今回の答弁、すなわち県の施策では具体的な支援が未だ不足していると感じます。

合わせて、県条例の一部改正条例に対して、自動車税の環境負荷低減対応車両の減税率が変わることを質疑したところ、当初の答弁では適応実績はないとありましたが、実際には影響を受ける対象車両があると、後刻、答弁訂正がなされました。この点は県の議会に対しての緊張感の無さなのか、非常に残念であります。


資料:令和3年第2回沖縄県議会(臨時会)議案(その2)


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