一般質問

[一般質問] 中川京貴 令和五年第3回沖縄県議会9月定例会

令和五年10月6日(金)
第3回沖縄県議会(9月定例会)の一般質問(二日目)に沖縄・自民党より中川京貴議員が4番手に立ちます。以下の質問項目を事前通告いたしました。

中川京貴


令和五年10月6日(金)

第3回沖縄県議会(9月定例会)一般質問

中川京貴(なかがわきょうき)(会派:沖縄・自民党)


1:沖縄振興策の今後について


(1) 県は、沖縄21世紀ビジョンの期間が終わる2030年以降の沖縄県の将来像をどのように描いていく考えを持っているのか伺いたい。


2:米軍基地問題について


(1) 辺野古埋立設計変更申請に係る最高裁判決について伺いたい。


(2) 玉城知事は度重なる米軍人、軍属による事件・事故、基地問題などの解決にどのような形で取り組んでいるか伺いたい。


(3) 米軍嘉手納基地や普天間飛行場周辺で100デシベルを超える米軍機などの騒音が常態化していることに対し、県の対策について伺いたい。


(4) 嘉手納基地周辺の嘉手納町・北谷町・読谷村における1日当たりの航空機騒音発生回数について伺いたい。


(5) 嘉手納基地周辺の最大騒音数について伺いたい。


(6) 嘉手納基地内に格納庫など新たな施設が建設されているが、米軍基地内の施設に対し県の許可や書類の申請等は必要あるか伺いたい。


(7) 航空機騒音規制措置(騒音防止協定)は守られているか伺いたい。


(8) 沖縄県の米軍基地の面積と全国の米軍基地の面積の比率について伺いたい。


(9) 米軍基地周辺の防音工事について


ア:対象区域の現状と予算、件数、課題について伺いたい。(令和3、4、5年)


イ:嘉手納基地、普天間飛行場周辺の全世帯に対し、防音工事を実施している世帯数を伺いたい。


ウ:住宅防音工事の手続の簡素化を図り、家主が防音工事を申請し借家人が引っ越して空き室でも防音工事ができるような制度など、政府に要請した経緯はあるか伺いたい。


エ:住宅だけではなく店舗及び事務所等の防音工事ができるよう、県はこれまで政府に要請した経緯はあるか伺いたい。


オ:住宅防音工事に対し、電気代の国庫負担についての要請等をしたことがあるか伺いたい。


カ:平成20年より防音工事の対象が拡大され一定の評価は得られたが、まだまだ騒音被害を受けている地域では不平等だと要請を受けているが、県の認識と取組について伺いたい。


キ:住宅防音工事の告示日を廃止して、これまでにできなかった80W・75W地域の外郭防音工事ができるよう政府に要請したことがあるか伺いたい。


(10)基地関連収入について


ア:軍用地料や思いやり予算など、県に入る収入、市町村に入る収入について伺いたい。


イ:地域振興・基地補正・密度1(傾斜配分)の設置された経緯と現状について伺いたい。


ウ:県と市町村の案分について伺いたい。


3:教育行政について


(1) 全国学力テスト開始以来、ずっと7年間にわたり小学校、中学校とも全国最下位でした。全国最下位を脱したのは、西暦何年で全国何位でしたか、そのときの最下位を脱した経緯について伺いたい。


(2) 全国最下位を脱した年から今年(2023年度)までの全国順位を、年度別に小学校、中学校、伺いたい。


(3) 教職員による長期的、短期的な休暇について、その内訳と臨時職員を対応するための人数と予算について伺いたい。


(4) 全国的に教員の労働条件改善が課題となっているが本県の教員の残業実態等は把握できているか伺いたい。


(5) 給食費の小学校、中学校の無償化について


ア:令和4年度までに給食費無償化を実施している市町村と学校数について伺いたい。


イ:給食費無償化をした場合の予算額は幾らか(学校数・対象者数)伺いたい。


4:道路行政について


(1) 高速道路の交通渋滞について


ア:私は令和元年10月の一般質問でも取り上げましたが再度質問いたします。沖縄市の1万人収容の多目的アリーナのイベント等に伴い、沖縄南インター・北インター地区の交通渋滞対策として出入口の拡幅工事や新たなアリーナ駐車場に直接通行できる道路を建設するべきではないか伺いたい。


イ:沖縄南インター・北インターの間に、嘉手納町から沖縄市(池武当)向け県道74号線(仮称:池武当インター、アウトインができるフルインター)について、平成27年6月に一般質問をしてきましたが現状と進捗状況について伺いたい。


(2) 北谷町砂辺浜川地域(嘉手納基地第1ゲート前・旧コザ信用金庫北谷店前)の国道58号の出口は、朝夕の渋滞はもとより日中も大きな交通渋滞があり、地元地域から問題解決の要請を受け、私は平成24年7月の一般質問から取り上げてきましたが現在の進捗状況について伺いたい。


5:防災対策について


(1) 台風6号による県内の被害状況とその概要と対策について伺いたい。


(2) 災害時及び台風時の対策として、41市町村の公共施設における発電機の設置状況について伺いたい。


(3) 以前にも一般質問で取り上げました台風・自然災害等で電気が使用できなくなった場合の対策として、公共施設・自治会または住宅・店舗に太陽光・風力発電機を導入し、蓄電池を備えた防災対策をするための補助金をつくるべきではないか伺います。


(4) 県が管理する県営団地及び公共施設(学校・病院)など、台風・自然災害で停電しても高層住宅のエレベーターの稼働や断水することなくポンプアップできる発電・蓄電整備はできないか伺いたい。


6:我が党の代表質問との関連について


中川京貴

一般質問を終えて

■沖縄振興策の今後について
県は沖縄21世紀ビジョンの期間が終わる2030年以降の沖縄県の将来像をどのように描いていくのか。

■米軍基地問題について
辺野古埋立設計変更申請に係る、最高裁判決についての知事の判断。
令和元年 12月
令和4年 12月の本会議
私の質問、「最高裁判決がでたら法律に従いますか?」との質問に対して、玉城知事は遵法の方針を守っていきたいとの答弁をしたが守っていない。
最高裁判決に従うと言いながら従っていない。行動が伴っていないと追及した。

かつて、辺野古埋立に係る訴訟については、翁長前知事は、仲井真元知事が辺野古埋め立て承認について、承認に瑕疵があるとして承認を取り消す処分を提起した。
ところが、最高判決によって、県の主張が退けられ、県が敗訴した翁長前知事は法治国家として、最高裁判決に従うとして、自ら提起して埋め立て承認の取り消し処分を取り消した経緯がある。
その結果、辺野古の浅瀬部分は埋め立て工事が行われ、約98%が埋め立てられた。
従って、その例に倣って、最高裁判決により、承認の義務を負っているので、判決に従い辺野古埋め立て設計変更申請を承認すべきと追及した。

■嘉手納基地から発生する騒音被害や騒音防止協定等
防音工事の必要性
令和3年163億円
令和4年166億円
令和5年142億円
年度途中の予算が組まれている。

■教育行政について
全国学力テストで開始以来、ずっと7年間にわたり小学生中学校とも、全国最下位でしたが、その後学校関係者や教育長の努力により、平成26年 2014年に学力が全国平均まであげることができ、多くの県民から高い評価を受けた。
沖縄県の子供達への未来に夢と希望を与えた。

しかし、現在において、全国学力テストが最下位になり、半嶺教育長に対し今後の対策を伺った。

■道路行政について
高速道路の交通渋滞対策として、沖縄市国体道路 南インター 嘉手納町から沖縄市向け、池武当インター 仮称 北谷町砂辺近く、嘉手納基地第1ゲート前 国道58号線渋滞対策等を取り上げた


2023-10-02 | Posted in 一般質問, 中川京貴No Comments » 

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